15日の上海総合指数は1.17%高、後場から反転急騰!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
15日(月)の上海総合指数は安寄り後、前場は下げ続ける展開で前引け直前には先週末終値比1.12%安まで売られました。
一方、後場になると反転急騰、終値は1.17%高の3310.74ポイントで引けました。
セクター別では、リチウム電池、充電スタンド、国防軍事、レジャー施設・旅行、ホテル・レストラン、証券、保険などが買われました。
一方、メディア、アパレル・繊維、通信サービスなどが売られました。
15日(月)の創業板指数は2.11%高となりました。
15日(月)の上海50指数は1.75%高となりました。
上海総合指数は9日後場に3418.95ポイントの年初来高値を更新すると、その後は下落、15日の前場に至るまで、売り優勢の相場が続きました。
その後、15日後場から大きく反発しています。
国防軍事関連の中国船舶(600150)は前場はほとんど動いていませんでしたが、後場に入り、大量の資金が流入、ストップ高となっています。
中国最大の生命保険会社である中国人寿(601628)は前場は前営業日比マイナス圏で推移していたのですが、後場から急騰、9.08%高で引けています。
そのほか、国有大型株が買われています。
国家による株式市場安定化策による上昇ではないかと思われます。
強いて材料を上げるとすれば、上海証券取引所、工商銀行による上海金融業専門座談会が17日に開かれることぐらいです。
この会議で討論される主な内容は「中国式現代化を進める金融サービスにおいて金融業の価値を高め、質の高い発展を促進する」ことだと上海証券報が伝えています。
金融業に対する成長期待が高まったといった見方もできるでしょう。
個別セクターでは、新エネルギー関連の高圧充電スタンド、直流送電関連、リチウム電池関連などが買われています。
5月5日に開催された国務院常務会議では、「充電基礎設備の建設を加速し、更にしっかりと新エネルギー自動車の農村地域での事業振興を進めるための実施意見」が発表されました。
会議では、“新エネルギー自動車を農村地区で普及させるためのボトルネックをいかにして解消するか”が話し合われ、具体的には“充電基礎設備の設置をまず前倒しに行うこと、充電基礎設備を建設、運営、維持するためのモデルを新たに創造すること”などが強調されました。
ケーブルメーカーの浙江万馬(002276)がストップ高、電源設備メーカーの深セン奥特迅電力設備(002227)が6.81%高、リチウム電池材料を手掛ける深セン市宝明科技(002992)がストップ高、リチウム製品メーカーである天斉リチウム(002466)がストップ高まで買われています。
このあたりのセクター・銘柄は政策によって長期的に業績が良くなりそうです。
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