8日の上海総合指数は1.81%高、年初来高値更新!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
8日(月)の上海総合指数は高寄り後、旺盛な買いにさせられ上昇、終値は1.81%高の3395.00ポイントで引けました。
セクター別では、銀行、天然ガス・石油開発、石炭開発、教育、国防などが買われました。
一方、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、空港・空運、医療サービス、不動産サービスなどが売られました。
8日(月)の創業板指数は0.25%高となりました。
8日(月)の上海50指数は1.31%高となりました。
8日の上海総合指数は出来高を伴って大きく上昇しており、4月18日に記録した年初来高値(場中ベース)を更新しています。
一方、創業板指数は年初来安値圏での推移となっています。
セクター別では、銀行株が大きく買われています。
中国銀行、中信銀行、西安銀行がストップ高、農業銀行は7.46%高、民生銀行は6.99%高、工商銀行は6.21%高となるなど、時価総額の大きなところが急騰しています。
4月下旬からこのセクターは大相場になっていますが、その理由はこれまでもブログで示してきた通りです。
第1四半期の業績が底打ちを示しており、景気回復見通しから今後、貸出は伸びるだろうと予想する関係者が増えています。
外交部は8日、西安市において18、19日、習近平国家主席が主催する形で、中国と中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)との間で首脳会議を開くと発表しました。
本土マスコミはその目的を“中国と中央アジアとの間で運命共同体を建設することを以て、中国と中央アジア国家との協力の潜在力を深堀する”としています。
“一帯一路”十周年に当たる今年にこうした会議が開かれるということで、再び一帯一路関連プロジェクトが推進されるだろうといった見通しが市場に広がっています。
中央アジア5カ国は、欧州経済圏と東アジア経済圏を結ぶ部分に当たり、この部分を開発することで、一帯一路戦略を大きく前に進めようといった考えなのでしょう。
エネルギー関連、インフラ建設関連、化学工業関連に資金が流入しています。
金融に加え、こうした関連企業は国有大型企業がほとんどなので、広く国有大型株が買われるといった相場になっています。
個別で気になったのは科大訊飛(002230)で、ストップ高を付けています。
中国版Chat PGTの開発を進める同社ですが、5月6日に製品の公開テストを行いました。
これが材料視されたということですが、中央企業に対するデジタルトランスフォーメーションへの期待を喚起しています。
一方で、連休明けということで、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、空港・空運といったあたりからは資金が流出しています。
官製相場の雰囲気も多少あるのですが、とりあえずG7を含め、5月中旬の重要国際会議が終了するまでは、こうした地合いが続くのではないかと予想しています。
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