4日のハンセン指数は1.27%高、本土市場につれ高!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
4日(木)のハンセン指数は高寄り後、上昇、終値は1.27%高の1万9948.73ポイントで引けました。
4日(木)の中国企業指数は1.96%高で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は前日の米国株が軟調であった割には強かったといった印象です。
上海総合指数の値動きを見ると、寄り付き直後は▲0.63%安まで売られたのですが、その後すぐに切り返しており、終値は0.82%高で引けていますが、日中足をみると、ハンセン指数と上海総合指数はよく似た動きをしています。
セクター別では保険、銀行株など金融株が買われています。
まず、保険セクターでは、中国太保(02601)が9.19%高、新華保険(01336)が8.60%高、中国平安(02318)が7.73%高と大きく買われています。
銀行保険業監督管理委員会は4月26日、2023年第1四半期の保険会社に関する統計を発表しています。それによると、総資産は10.5%増、資金運用額は10.6%増と二けた増を記録しています。
先週のブログで紹介したように26日に発表された中国平安保険(02318)の第一四半期の業績は好調でしたが、他社も同様、順調に保険料収入が伸びています。
セクター全体でファンダメンタルズの見通しの良さが評価されています。
また、銀行セクターでは、民生銀行(01988)が10.30%高、中国郵政儲蓄銀行(01658)が5.94%高、工商銀行(01398)が5.05%高と大きく買われています。
こちらも業績の回復が材料となっています。
たとえば、民生銀行の第1四半期利益は3.7%増益、不良債権比率は1.60%で昨年末と比べて0.08ポイント改善しています。
本土では、今年に入り4月中旬あたりまで、保険、銀行の株価は弱含みで推移していましたが、4月下旬から資金が急に流入し始めています。
一方で4月下旬からそれまで大相場となっていた半導体・電子部品から、急速に資金が抜けています。
米国の対中強硬策や、不安定な米国金融市場の影響などでハイテク株が売られ、その受け皿として、やや受動的に、業績が安定的に回復しているセクターとして、保険、金融に資金が流れている感じです。
ちなみに、本土ではファンドの形で市場に資金が入り易くなっており、それに相場安定化操作が加わったのではないかとみています。
相場全体に資金が回る中で、こうした物色対象の変化が起きているとみています。
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