3日の上海総合指数は0.72%高、3連騰、底値形成か!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
3日(月)の上海総合指数は高寄り後、出来高を伴って上昇、終値は0.72%高の3296.40ポイントで引けました。
セクター別では、半導体・部品、AI関連、メディア、不動産サービス、証券などが買われました。
一方、貴金属、医薬流通などが売られました。
3日(月)の創業板指数は1.17%高となりました。
3日(月)の上海50指数は0.14%高となりました。
上海50指数の戻りは弱いのですが、創業板指数は出来高を伴い大きく上昇しています。
個人投資家の買いが活発になることで、上海総合指数は活気づいてきました。
ストックコネクトを通じてのA株市場への資金流入をみると、28日以降、5営業日連続で純流入となっています。
しかし、3月31日、3日は上海A株単独では純流出となっています。
単純化して地合いを示せば、海外投資家は、大型株を一旦外して、中小型株を買っているということになります。
ちなみに、米国株式市場も戻り歩調となっていますが、NYダウよりも、NASDAQの方が強い動きとなっており、グロース株有利の展開となっています。
31日には官製製造業PMIが発表されましたが、結果は51.9で前月よりも0.7ポイント低かったのですが、市場コンセンサスは51.8だったので、それをわずかですが上回っています。
細目指標では、新規受注は53.6、生産は54.6と、2月と比べればそれぞれっ▲0.5ポイント、▲2.1ポイント低いのですが、それでも50を大きく超えています。
この指数は前月との景況感の比較を示すものです。
2月が良すぎたために、3月は2月を下回っただけで、足元の景気は順調に回復基調をたどっています。
セクター別では半導体・部品、AI関連が大きく買われています。
セルサイドからは中国版Chat GPT関連の開発が急速に進むといった見方を示すレポートがたくさん出てきています。
半導体・部品はAIの性能向上、需要増加に伴い、市場規模が大きく広がるといった見方です。
また、日本政府は3月31日、先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理の規制対象に加えると発表しました。
4月29日まで意見徴収を行った後、7月から実施される見通しです。
これによって、国産化を余儀なくされるといった見通しが広がり、装置絡みの銘柄に買いが集まっています。
こうした規制は国家基金による資金導入など、支援策を強化することに繋がる可能性が高いとみられます。
証券セクターにも買いが入っています。
2022年12月期の業績は相場の悪化からどこも良くないのですが、逆にそれが株価の割安感に繋がっています。
資本市場は全面的な上場登録制に移行する見込みです。
米中関係が悪化する中で、中国にとってイノベーション企業の成長促進は重要な政策の一つです。
遠くの大相場を見越して証券セクターにも投資家の注目が集まり始めています。
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