27日の上海総合指数は0.28%安、4日続落!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
27日(月)の上海総合指数は安寄り後、一旦前営業日比プラスに戻す場面もあったのですが上値は重く、後場からは売りに押され、終値は0.28%安の3258.03ポイントで引けています。
セクター別では、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、空港・空運などが買われました。
一方、半導体・部品、Chat GPT関連、メディア、製紙、教育などが売られました。
27日(月)の創業板指数は0.79%安となりました。
27日(月)の上海50指数は0.15%安となりました。
先週前半の上海総合指数の動きをみると、年初来高値近辺での値動きでしたが上値は重く、週後半になると売りに押されており、27日も売られています。
ただ、今年に入ってからの日足チャートをみる限りでは1月中旬以降、”上限を3300ポイント辺り、下限を3220ポイント辺りとする狭いレンジでのボックス相場”を形成しており、先週からの下げもこの範囲内での動きとなっています。
ただ、創業板指数に関しては1月30日を天井として、下値を切る動きが続いています。
科創板指数では2月前半までは強い上昇トレンドが出ていましたが、後半に入ると、売られています。
相場全体の熱量が足りない点が気になります。
ストックコネクトを通じた海外からの資金移動の状況をみると、22日から4営業日連続で純流出となっており、昨年10月以来の”外国人売り”に見舞われています。
逆に国内から香港への資金移動の状況をみると、21日から5営業日連続で純流入(香港側)となっています。
海外からの資金が抜け、国内から資金が流出している状況です。
人民元対ドルレートは2月2日をピークに人民元安方向に振れています。
米国側の金利上昇による影響に加えて、米中関係の悪化によりデカップリングが進展するのではないかといった懸念があります。
27日の外交部による定例記者会見では、「米国はロシアとの関連を理由に中国企業に対して制裁を科したことに対して中国側はどのように評論するか」との質問に対して、毛寧報道官は次のように答えています。
—米国の行動はいかなる国際法にも依拠しておらず、安全保障理事会による授権もない。
典型的な違法で一方的な制裁であり、管轄領域を超えた制裁であり、中国側の利益を著しく損ねる—
西側諸国によるウクライナへの支援の継続、拡大は国際経済にとって大きなネガティブ要因です。
為替の話に戻すと、1ドル=7.00元あたりに下値(元安方向)支持線があり、ここで止まるかどうかが大きなポイントとなりそうです。
海外関連の悪材料に対して、国内では今後好材料が期待されます。
両会期間中の政策情報が景気のV字回復見通しを強めるだろうと期待されます。
米国による制裁の対象は一部の企業に過ぎません。
V字回復を妨げる要因にはならないとみています。
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