20日の上海総合指数は2.06%高、金融が買われる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
20日(月)の上海総合指数は高寄り後、旺盛な買いに支えられて上昇、終値は2.06%高の3290.34ポイントで引けています。
セクター別では、証券、保険、銀行、鉄鋼、石炭、家電、Chat GPT関連などが買われました。
一方、医薬の一部が売られました。
20日(月)の創業板指数は1.28%高となりました。
20日(月)の上海50指数は2.73%高となりました。
上海総合指数の日足チャートは大きな陽線を付けています。
25日移動平均線を少し割った辺り、或いは下値支持線が引けそうな12月の高値水準辺りまで下げてきたところでは、買いたい投資家が多いようです。
株価が下がれば当局は景気対策なのか、もっと直接的な株価安定化策なのか、何らかの対策を打ち出すのではないかと考える投資家は多いでしょう。
さらに、3月4日には全国政治協商会議、5日には全人代が開幕します。
政策が意識されやすい時期でもあります。
ここをさらに売っていこうと考える投資家は少なく、逆に押し目のこの局面を買っていこうと考える投資家は多いということです。
セクター別では証券を中心に、金融関連が買われています。
証券監督管理委員会は2月17日大引け後、ホームページを通して、全面的に株式発行登録制度を実行するための関連する制度規則を公布しました。
即日実施です。
証券取引所、全国株式譲渡機関(公司)、クリアランス機構、証券金融機関、証券業協会などに関する一連の制度、規則が同時に発布、実施されました。
制度規則は全部で、165部、この内、証券監督管理委員会に関するものが57部、証券取引所、全国株式譲渡機関、クリアランス機関などに関するものが108部を占めています。
それは、発行条件、登録プロセス、主幹事証券、重大な資産リストラ、監督管理に関する執行法、投資家保護など包括的な内容となっています。
今回の発布を受けて、上場制度に関して、ようやく審査制から本格的な登録制への移行が実現したのです。
機会収益の増える証券はもとより、資本市場の厚みが増し、金融全体が発展すると予想されることなどから、保険、銀行なども買われています。
本土経由の情報ではありますが、MSCI中国指数は年末までに24%ほど上昇する余地があるとするレポートをゴールドマンサックスのストラテジストが発表しています。
ゼロコロナ政策からの回復によって、潜在的な収益力がドライビングホースとなって各セクターが多重的に増益基調に転換、また人民元高の効果も加わるなどと予想しているようです。
外資のストラテジストの予想が正しいとか正しくないとかそういうことではなく、外資大手が本土市場に強気であるといった事実に注目すべきだと考えています。
外資が強気になっている以上、気球事件や、バイデン政権による対中強硬策について、悲観的に見る必要はないといった見方もできます。
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