26日のハンセン指数は2.37%高、春節明け初日は急騰!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
26日(木)のハンセン指数は高寄り後、終日買い優勢の展開となりました。
終値は2.37%高の2万2566.78ポイントで引けました。
26日(木)の中国企業指数は2.98%高で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
主要4指数の動きをまとめたチャートをみると、ついにハンセン指数がNYダウを上回ってきました。
中国経済のV字回復期待が高まっています。
景気回復の起爆剤として期待される不動産ですが、春節の販売状況が良好だと本土メディア(時代週報、1/26など)は伝えています。
中国では戸籍のある省・自治区・直轄市以外で不動産を買う際には、省・自治区・直轄市での納税証明または社会保険加入証明などが必要であり、2件目住宅購入の際にはさらに厳しい制限があります。
ちなみに、北京市では5年連続の納税証明または満5年の社会保険加入証明が必要です。
なので、納税証明などの取れない人や、1件目の住宅を取得していて2件目住宅を購入しようとしている人などは、地元で買うというようなことが一般的に広く行われています。
建設中の物件であったとしても、実際に立地を確認したり、モデルルームを内覧したりする必要があるので、帰郷の際にそうした目的での取引は集中します。
今年は3年ぶりに里帰り客が急増しており、取引が活発化しているようです。
その他にも、当局は不動産市場の活性化に向けた総合的な政策を打ち出しており、不動産ローンの申請条件が緩和されていること、銀行側の融資態度が緩くなっていること、不動産ディベロッパーがこのチャンスを生かそうと値引き、優待付与など積極的な営業を仕掛けていることなども取引活発化の要因となっています。
1、2月の不動産販売は予想以上に好調な数字が出てきそうです。
消費絡みの統計としては、映画館のチケット予約販売額(18日から23日)がこの5年間で過去最高に匹敵する額となっており、春節期間全体では90億元を超す見込みです。
映画鑑賞チケットの販売状況は、ゼロコロナ政策廃止、経済活動の正常化に伴う消費の回復力を探る一つの重要なデータになりえるとアナリストたちは見ています。
今のところ、”景気回復見通しに死角なし”といった状況です。
セクター別では、不動産、映画関連のほか、アップル関連、電気自動車などが買われており、ハンセンハイテク指数は4.26%上昇しています。
小米集団(01810)は12.48%高と急騰しています。
スマホ、IoT家電に続き、電気自動車市場への参入を進める小米集団ですが、24日、電気自動車のデザインが流出したとの報道について、一部のサプライヤーから秘密情報ファイルが流出したと認めました。
ただ、開発の初期段階であり、最終デザインでないと説明しており、大きな痛手とはならない見込みです。
そのことよりも、電気自動車開発が順調に進んでいることを印象付けることになり、だから株価は急騰したとみています。
主力のスマホについても最悪期を脱したとする見方もあり、株価はしばらく上昇基調が続くのではないかと予想しています。
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