16日の上海総合指数は1.01%高、約4か月ぶりの高値!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
16日(月)の上海総合指数は高寄り後、大きく上昇、後場からは利益確定売りに押されましたが、終値は1.01%高の3227.59ポイントで引けました。
セクター別では、証券、医療サービス、半導体・部品などが買われました。
一方、レジャー施設・旅行、ホテル・レストラン、自動車などが軟調な値動きとなりました。
16日(月)の創業板指数は1.86%高となりました。
16日(月)の上海50指数は1.68%高となりました。
これまで出遅れ感の強かった創業板指数ですが、こちらもようやく200日移動平均線を超えてきました。
国内機関投資家、海外機関投資家に加え個人投資家も強気転換したとみてよさそうです。
昨年11月から12月にかけてゼロコロナ政策が劇的に転換されました。
転換後に発生した感染爆発もピークアウトしたとみられ、既に多くの都市で集団免疫の獲得が進んでいるものとみられます。
政策面では、不動産、IT産業などに対する粛清は終了、こうした産業に対する発展戦略が強化されています。
一週間後に春節を控え、様子見となりがちなこの時期、今年の相場は楽観に包まれています。
16日は証券セクターが大きく買われました。
山西証券(002500)、湘財股フェン(600095)がストップ高、広発証券が7.92%上昇するなど、セクター49社中48社で株価が上昇しました。
証券監督管理委員会は13日、証券ブローカレッジ業務管理弁法を発布しました。
2月28日より実施されます。
ブローカレッジ業務の本質的な内容の定義、顧客行動管理、具体的な業務のフローチャート、顧客権益の保護、内部コントロール、ガバナンス・監督管理責任など6つのポイントから業務管理方法の詳細が示されました。
中でも強調されたのは、ブローカレッジ業務は証券会社だけに属する業務であり、証券監督管理委員会の批准なくして勝手に事業を起こせないことがはっきりと示された点です。
一見、当たり前の事のように思うかもしれませんが、2015年前半の大相場では、多くのノンバンクや情報提供会社が証券会社と組んで法的に極めてグレーな形で、しかも資金を貸し出す形で実質的には違法な高レバレッジの信用取引まがいのサービスを提供し、短期的に大きなバブル相場を作り出す主な要因となってしまいました。
とにかく”金儲け”には手段を選ばない人々が強引に市場になだれ込みかねない状況で、何としてもバブル発生前にそれを食い止めようとしている当局の姿勢を本土の投資家たちは評価しています。
医療サービス関連も大きく買われています。
ゼロコロナ政策を実施していた時期は、感染を恐れ病院を訪れる患者は極端に減りました。
そもそも医療体制自体が新型コロナ治療を最優先していたため、供給サイドでも十分な医療サービスが提供できませんでした。
ゼロコロナ政策の廃止、集団免疫の獲得によって、こうした状況が一変される見通しです。
特に、美容整形、歯科、眼科などで需要が急増するのではないかといった見方をするアナリストたちがいます。
半導体・部品セクターも上昇が目立ちました。
こちらは世界的に需要が弱いのではないかといった見通しが広がりつつあっただけに、中国経済の急回復見通しによって、弱気見通しに変化が表れています。
上昇相場は始まったばかりです。
今年前半は8年ぶりの大相場が期待できそうです。
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