29日のハンセン指数は0.79%安、日柄調整続く!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
29日(木)のハンセン指数は安寄り後、終日、狭いレンジでの売り買いが続きました。
終値は0.79%安の1万9741.14ポイントで引けました。
29日(木)の中国企業指数は1.14%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
TOPIX、NYダウは下値を探る動きとなっていますが、ハンセン指数はむしろ上値をうかがう値動きとなっています。
季節柄、商いが細る中で、200日移動平均線、2万ポイント前後の上値抵抗線あたりでもみ合い、しこりを消化しているようにも見えます。
中国国家衛生健康管理委員会は26日、新型コロナの伝染病防治法上の扱いを来年1月8日より一段引き下げると発表しました。
新型コロナは、SARS、エイズ、狂犬病、百日咳、肺結核などと同じグループの乙類伝染病に指定されていますが、管理はペスト、コロナの2種類が指定されている甲類伝染病に準じる形で実施されていました。
ですが、今回の発表で、他の乙類と同様の方法で管理されることになりました。
これにより、隔離措置、濃厚接触者の判定、感染リスクによる地区指定が廃止され、PCR検査は任意となり、さらに、出入国時における人員、貨物などに対する特別な検疫管理措置が廃止されることになりました。
厳しい管理による弊害が無くなることで、これまでに累積されてきた金融緩和政策、不動産政策、総合経済対策などの効果が現れるようになるだろうといった期待が株価の下支え要因となっています。
ただ、足元では、感染放置により新型コロナが大流行中です。
予想以上に強い感染力、毒性によって、どの主要都市でも人出はまばらで、経済は足踏み状態です。
ですが、あまりにも速すぎる感染拡大のせいで北京などでは、既にピークアウトしたのではないかといった意見も散見されます。
月曜日のブログでお伝えした通り、元旦の人の移動は急増すると予想されます。
来年に入ると、集団免疫獲得に関する情報が出始めるでしょうから、そろそろ日柄調整も最終局面に差し掛かっているとみてよいのではないでしょうか。
セクター別の動きをみると、前日のNASDAQが大きく下げたことで、ハイテク関連が崩れています。
ハンセンテック指数は▲2.5%安となりました。
iPhone14の売れ行きが悪く、生産面で不安を抱えるアップル(AAPL、NASDAQ)が、▲3.1%安と下げており、アップル関連の舜宇光学科技(02382)が▲6.9%安と大きく売られています。
今後、香港市場は大きく戻すと予想していますが、それは中国経済の急回復が要因です。
銘柄としては本土内需関連が中核となるので、グローバル需要に業績が連動しがちなハイテク絡みのところへの投資には、まだ、注意が必要なのかもしれません。
今回が今年最後のブログとなりました。
一年間、お付き合いいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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