1日のハンセン指数は0.75%高、高寄り後は利益確定売りに押される!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
1日(木)のハンセン指数は高寄り後、利益確定売りに押される展開となりました。
終値は0.75%高の1万8736.44ポイントで引けました。
1日(木)の中国企業指数は0.16%高で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
今週に入り日米のマスコミは盛んに「ゼロコロナ政策に対する人民の不満が高まり各地でデモが起きていて、社会が不安定化している」などと報道していますが、香港ハンセン指数の動きをみると、今週は大きく切り返し、11月中旬の高値を超えてきています。
テクニカルに見れば、75日移動平均線を5日線がゴールデンクロスしています。
200日移動平均線は2万ポイント弱の位置にあり、強気相場入りの重要な関門も見えてきました。
ただ、このあたりは8月にもみ合った水準でもあり、少し重いかもしれません。
気になる新型コロナの状況ですが、30日における発病ベースの本土新規感染者数は4,080人、無症状ベースでは31,720人でした。
23日と比べ、発病ベースで153人、無症状ベースでは4,203人増えています。
1週間でみると確かに増えていますが、もう少し細かくみると、無症状ベースの感染者数は27日にピークアウトした感じで、発病ベースでも30日の感染者数は29日よりも減少しています。
厳しいゼロコロナ政策が効いているのだとみています。
29日に入り、ゼロコロナ政策が一部緩和されています。
これまで感染者の出ている地域では24時間以内に1回のPCR検査が義務付けられていましたが、これが緩和されています。
相変わらず、出勤などで外出が必要な人は継続的にPCR検査が必要ですが、自宅待機などで外出しないのならば、毎日のPCR検査は必要なくなっています。
検査を受けていないと健康コードが黄色になったのですが、その黄色そのものがなくなっています。
また、中央の指導によって各地方が決める封鎖期間に関する基準が緩くなっているようです。
このまま、感染者数の減少が続くようであれば、比較的早く、経済活動は正常化しそうです。
こうした状況を織り込んで、今週の香港ハンセン指数は上昇していたのですが、1日は、一旦利益確定売りに押されています。
FRBのパウエル議長は11月30日、利上げペースの減速を示唆したことで、投資家のリスクテイク姿勢が強まり、香港ハンセン指数は前日終値比で2.48%高で寄り付いています。
高く寄り付いたことで、利益確定売りが出やすかったという面もあったでしょう。
個別セクターでは新エネルギー自動車関連が買われています。
小鵬汽車(09868)が12.78%高、蔚来集団(09866)は8.61%上昇、理想汽車(02015)が2.24%上昇しています。
足元の業績の良さ、グロース株に対する買い戻しなどが上昇要因とみられます。
11月はNASDAQゴールデンドラゴンチャイナ指数が8%上昇、単月の上昇率としては過去最高となりました。
中でも、NASDAQにも上場するこの3社の上昇が目立ちました。
新型コロナ次第の相場に変わりがないのですが、流行のピークアウトが見えてきただけに、軽い押し目は入るでしょうが、地合い好転がしばらく続きそうです。
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