16日のハンセン指数は0.47%安、利益確定売りに押される!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
16日(水)のハンセン指数は安寄り後、売り買い交錯となりました。
終値は0.47%安の1万8256.48ポイントで引けました。
16日(水)の中国企業指数は0.70%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
16日のハンセン指数は少し下げていますが、2日続けて75日移動平均線を上回って引けています。
早ければあと1、2日で5日移動平均線が75日移動平均線をゴールデンクロスする可能性があります。
2万ポイントあたりに200日移動平均線があります。
モメンタムを考えれば、そのあたりまでは戻せそうです。
14日夜に行われた米中首脳会談では目新しいことは何もなかったのですが、それでも、バイデン大統領からはっきりと、これまでの米中間の約束事が繰り返されました。
中国中央テレビ局の報道によれば、バイデン大統領は”米国は中国の体制を尊重し、中国の体制の改変を求めず、新たな冷戦を求めず、同盟国との関係を強めることで中国に対抗したりせず、台湾の独立を支持せず、二つの中国、一つの中国一つの台湾といった主張を支持せず、無為に中国と衝突しない”と発言しています。
米国の中間選挙も終わり、とりあえず、有権者を意識して性急に対中強硬策を打ち出すような必要はなくなり、米中関係は一旦緩和に向かうだろうと思います。
15日のハンセン指数は大きく上昇しましたが、この米中関係の緩和のほかにも、理由がありました。
バフェット氏が経営する投資会社バークシャー・ハザウェイは、台湾TSMC株を9月末時点で時価総額ベースで41億ドル超所有していることがわかりました。
バフェット氏が半導体株を買いに入ったということで、半導体に限らずハイテク株全体に対して、底値が近いと考える投資家が多くなったということです。
短期筋ではないところが買っている以上、こうした買いはしばらく続く可能性があると思います。
新型コロナの状況ですが、15日における発病ベースの本土新規感染者数は1568人、無症状ベースでは18491人でした。
8日と比べ、発病ベースで274人、無症状ベースでは11609人増えています。
1週間で感染者数が急増しているのですが、相変わらず死亡者数はゼロが続いています。
14日のブログで書いた通り、ゼロコロナに関する新政策が発表されています。
市場はゼロコロナによる景気への影響について、敏感には反応しなくなっています。
むしろ、ゲーム関連のXD(02400)は17.24%高、飛魚科技(01022)は14.52%高、ネット医療関連の京東健康(06618)は6.52%高、平安健康医療科技(01833)は4.92%高となるなど、ゼロコロナで業績が好転するような銘柄への資金流入が目立ちます。
地合いはしっかりしています。
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