13日のハンセン指数は1.87%安、約11年来の安値更新!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!
中国株投資家のみなさん、こんにちは。
13日(木)のハンセン指数は安寄り後、一旦前日比プラスに戻す場面もあったのですが、商いが膨らみません。
買いは続かず、じりじりと下げる展開となり、終値は1.87%安の1万6389.11ポイントで引けました。
13日(木)の中国企業指数は2.31%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
欧米機関投資家のリスク回避姿勢の強まりに加え、ドル高元安、バイデン政権による中国デカップリング戦略の進展なども加わり、ハンセン指数は6日続落となりました。
国慶節明けの上海総合指数は、当局による相場安定化政策が発動しているとみられ、下げ止まった感があります。
香港市場にはそうした好材料がない分、ノーガードのまま、売られている感があります。
買い手不在というわけではありません。
ストックコネクトを通じた本土からの資金流入は50億1400万元の純流入となりました。
流入する資金がある一方で、欧米機関投資家による資金流出、或いは売り仕掛けの影響が大きく、現状では焼石に水といった状態です。
セクターではハイテク絡みが売られています。
ハンセンテック指数は3.42%安となりました。
相関が高く、金利上昇局面に弱いNASDAQが年初来安値更新を続けていますが、同じロジックで売られています。
バイデン政権の半導体をはじめとする米中デカップリング戦略を嫌気している部分もあるでしょう。
ビリビリ(09626)が▲8.88%安、阿里健康(00241)が▲8.66%安、小鵬汽車(09868)が▲5.97%安と大きく売られています。
また、不動産サービス関連も売られています。
旭輝永昇服務(01995)は▲15.52%安、碧桂園(02007)が▲9.80%安と大きく売られています。
本土では地方政府レベルで細かい政策が出ていて、下げ渋っている感のある不動産関連セクターですが、欧米投資家は足元の統計を重視しており、ファンドの現物売り、或いは空売りが大量に入っているかのような下げ方となっています。
一方、値ごろ感から、新エネルギー関連や医薬品セクターに買い、或いは買い戻しが入っています。
大唐新能源(01798)が6.38%高、華能国際電力(00902)が6.74%高、百済神州(06160)が14.45%高、固生堂控股(02273)が5.46%高と大きく上昇しています。
米国では13日、注目の9月の消費者物価統計が発表されます。
前月のCPIは8.3%上昇、9月の市場予想は8.1%上昇、コア指数は前月の6.3%上昇に対して9月の市場予想は6.5%上昇ですが、これらを上回ってくるとまた一波乱ありそうです。
香港市場は、先物主導、或いは空売りにより下げている部分も多いと思われるので、金利上昇懸念が後退するような結果となれば、極端に売られているハイテク株に飛び乗りのチャンスがありそうです。
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!