6日のハンセン指数は0.42%安、航空セクターが急騰!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
6日(木)のハンセン指数はわずかに高寄り後、終日狭いレンジでの取引が続きました。
終値は0.42%安の1万8012.15ポイントで引けました。
6日(木)の中国企業指数は0.63%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
香港市場は欧米金融機関によって整備された世界で最もレッセフェール(自由放任主義)の徹底した市場です。
4日(火)は重陽節のため休場でしたが、休場明けの5日、ハンセン指数は5.90%もの急騰となりました。
NYダウは3日(月)2.7%高、4日(火)2.8%高と急上昇したことを受けての急騰です。
どちらの市場も同じでしょうが、ショート筋が慌てて買埋したことで、指数が押し上げられたとみています。
NYダウは米国長期金利との連動性が高くなっています。
ですから、今後の長期金利の見通しが大事ですが、その点について、根本的に大きな変化が起きたわけではありません。
OPECプラスは5日、11月以降の原油生産量を1日あたり200万バレル減らすと発表しています。
これは2020年以来の大幅減産となります。
足元では落ち着いた感のある原油先物価格でしたが、波乱含みです。
インフレの見通しについて現段階ではまだ、楽観しにくい以上、相場は底打ちしたとみるにはまだ早いでしょう。
6日のハンセン指数の値動きは小さく、様子見の投資家が多いようです。
セクターの動きをみると、航空関連が買われています。
中国国際航空(00753)が6.94%高、中国南方航空(01055)が6.25%高、中国東方航空(00670)が5.73%高と急騰しています。
マスコミ報道によれば、国慶節休暇期間中の民間航空旅客輸送量は780万人次を超えると予想され、チケット価格も上昇していると伝えています。
東方証券アナリストは今後、”国際便が徐々に開放される”とみており、航空セクターに強気な予想をするなど、航空関連が市場関係者の注目を集めています。
一方、新エネルギー自動車関連の一角が大きく売られています。
蔚来集団(09866)が6.64%安、小鵬汽車(09868)が5.18%安と急落しています。
NY市場にも上場している2社ですが、そのNY市場でテスラをはじめ、新エネルギー自動車関連が業績不安から売られました。
同じ理由で香港でも売られています。
米国では11月8日に中間選挙が行われます。
あと1か月に迫っています。
このタイミングで株価が急落するようなことになれば、民主党はさらに厳しくなります。
バイデン政権としては、何としてもインフレが収まる方向に操作(?)したいところでしょう。
果たして今後1か月程度、天然ガス、石油(先物)価格を抑え込めるでしょうか。
OPECプラスの減産、ノルド・ストリームのガス漏れもあって、先行きは予断を許しません。
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