5日の上海総合指数は0.42%高、エネルギー関連が買われる!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
5日(月)の上海総合指数はわずかに安寄り後、売り買い交錯が続きましたが、大引けにかけて買われ、終値は0.42%高の3199.91ポイントで引けました。
セクター別では、ガス、石油開発、石炭、港湾・水運、不動産、電力、鉄鋼などが買われました。
一方、食品加工、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、白酒が売られました。
5日(月)の創業板指数は0.20%高となりました。
5日(月)の上海50指数は0.50%安となりました。
先週、創業板指数の下げが気になると書きましたが、その後下げ続ける展開となりました。
5日になってようやく下げ止まったところです。
個人投資家のマインドが悪化しています。
元凶は新型コロナ禍が収まらないことです。
4日における発病ベースの本土新規感染者数は303人、無症状ベースでは1,249人でした。
28日と比べ、発病ベースでは2人増加、無症状ベースでは▲6人減少となりました。
地域別に発病ベースの新規感染者数をみると、四川が105人、チベットが64人、広東が63人、内モンゴル、海南が14人、遼寧が13人、山東が5人、黒竜江、江西、青海が4人、河南が3人、天津、浙江、湖南、陝西が2人、貴州、新疆が1人でした。
全体の新規感染者数はほぼ横ばいですが、地域別でみると、広東の発病ベースの新規感染者数が1週間前と比べ53人増えています。
深センで50人、広州で6人の新規感染者が出るなど今後、輸出に影響が及びかねない状況です。
10月1日から始まる国慶節休暇を始め、これから秋の行楽シーズンが始まります。
ゼロコロナ政策がすべての政策に優先されるといった現状では、9月も景気回復の遅れが心配されます。
そうした不安がマーケット全体の地合いを悪くしています。
個別銘柄では、食品加工、ホテル・レストラン、レジャー施設・旅行、白酒など、ゼロコロナ政策で影響を受けるセクターに売りが出ています。
一方で、先週のブログでも触れましたが、国慶節明け後の10月9日には7中全会、10月16日からは第20回党大会が始まります。
次の5年間の共産党人事が決まる重要な大会です。
会合が始まるまでの間、経済、金融市場の安定を保つことが重要な政策課題の一つとなるはずだといった見方から、個人投資家の間には依然として根強い政策期待があります。
こうした投資家心理が、全体相場をかろうじて下支えしています。
セクター別では、エネルギー関連の上昇が目立ちました。
ロシア国営のガス会社であるガスプロムは2日、設備の故障を理由に、ノルドストリーム1へのガス供給を完全に停止すると発表しました。
グローバルで天然ガスを始め、エネルギー資源の需給ひっ迫が予想されることから、関連セクターが買われました。
また、大きく下げていた不動産関連が政策期待で買われています。
売り出尽くしで、上海総合指数は一旦、底打ちするだろうとみています。
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