29日の上海総合指数は0.14%高、薄商いの中、テクニカルに反発!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
29日(月)の上海総合指数は安寄り後、薄商いの中、戻す展開となりました。
終値は0.14%高の3240.73ポイントで引けました。
セクター別では、ホテル・レストラン、石油ガス開発、石炭、繊維、家電などが買われました。
一方、医療サービス、自動車、証券などが売られました。
29日(月)の創業板指数は0.37%安となりました。
29日(月)の上海50指数は0.70%安となりました。
アジア主要市場の株価指数をみると、日経平均は2.66%安、韓国総合指数は2.18%安、台湾加権指数は2.31%安と大きく下げています。
ハンセン指数も0.75%安と下げています。
こうしたアジア全体が弱気相場の中、上海総合総合指数は小幅ではありますが上昇しています。
本土市場も、QFIIやストックコネクトを通じて外国人投資家も売り買いができる市場ですので、寄り付きこそ、国際市場における急落の影響を受けた需給面からのリスク回避行動による売りの影響を受けました。
しかし、他のアジア市場と比べ圧倒的に外国人による売買ウエイトが小さい分、場中は本土要因によって戻しています。
ただ、特別な好材料があったわけではありません。
両市場の売買代金をみると、8458億元で1兆元を大きく下回っています。
先週末と比べ9%少なく、薄商いの中、テクニカルな要因で上昇したといった感じです。
海外要因で下げただけなので、それ以上売りが続かなかったのでしょう。
気になるのは、先週水曜日(24日)以降、創業板指数が200日移動平均線を目前にして下げてしまった点です。
個人投資家のマインドが悪化している点です。
強気相場入りの一つの目安としてですが、創業板指数の200日移動平均線超えを期待していたのですが、それが少し遠のいた感じです。
新型コロナ禍に加え、四川、重慶や南方の猛暑や、電力不足が相場を重くしています。
こうした状況ですので、31日に発表される8月の製造業PMIが注目されています。
“7月の49よりは高いだろうが、景気判断の分かれ目となる50には届かないのではないか”といったところが市場コンセンサスです。
電力不足の影響が国家全体の経済にどこまで影響しているのか気になるところです。
28日における発病ベースの本土新規感染者数は301人、無症状ベースでは1,255人でした。
21日と比べ、発病ベースでは▲59人、無症状ベースでは▲209人減っています。
全体数の減少を好感し、29日はホテル・レストランに買いが入っています。
大陸の季節の変化は日本と比べて早く、多くの地域で既に過ごしやすい秋に入っています。
行楽シーズンを前に、このまま新型コロナが収まる兆しが更に強まれば、旅行サービス、白酒、消費関連などにチャンスがありそうです。
もっとも、海南島では感染者数が落ち着いてきたのですが、今度は四川省で増加しています。
しばらくの間は、感染者数の推移から目が離せません。
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