8日の上海総合指数は0.31%高、3連騰、リバウンド続く!!
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!
中国株投資家の皆さん、こんにちは。
8日(月)の上海総合指数は安寄り後、薄商いの中、終日狭いレンジでの値動きが続きました。
終値は0.31%高の3236.93ポイントで引けました。
セクター別では、自動車部品、機械、石炭、電力設備、国防軍事関連などが買われました。
一方、空港・空運、レジャー施設・旅行、ホテル・レストラン、半導体部品などが売られました。
8日(月)の創業板指数は0.29%安となりました。
8日(月)の上海50指数は0.48%安となりました。
ペロシショックの影響は短期的、かつ小規模にとどまったと言えそうです。
上海総合指数の動きをみると、2日、3日と大きく下げた後は3連騰で、8日の終値は2日の寄付を超えています。
中国の軍事演習に対して米国側から非難はありますが、だからと言って経済に何か影響が出るような制裁が行われるわけではありません。
相場に影響があるとすれば、国防軍事関連が引き続き買われていることぐらいです。
この週末は、新型コロナの感染拡大が目立ちました。
7日における発病ベースの本土新規感染者数は324人、無症状ベースでは483人でした。
7月31日と比べると順に、291人、239人増えています。
発病ベースについて、地域別にブレークダウンすると、海南259人、広東37人、内モンゴル12人、浙江4人、湖南3人、北京2人、河北2人、広西2人、湖北1人、重慶1人、四川1人です。
7月31日の時点では海南の新規感染者数は、発病ベースでゼロ、無症状ベースで1人でした。
それがわずか1週間でこれほどまでに増えています。
三亜市で感染拡大が起きたのですが、航空便はほぼストップ、観光客は全員、ホテルに缶詰め状態となりました。
毎日PCR検査が実施され、7日間連続で陰性となれば、ようやく海南島から離れることができるのではないかと説明を受けているそうですが、確実ではないそうです。
気になるのは宿泊費ですが、すべて顧客負担となるそうです。
ただ、ホテル側は宿泊費を半額にして顧客負担の軽減に協力しているそうです。
西側諸国では、このような措置を採るのは非常に難しいでしょう。
それが良いことなのか、悪いことなのかの価値判断は別にして、強権を振るっても人民を従わせることのできる統制力があるということは中国の強みの一つだと言えるでしょう。
これまでの経験から、厳しいゼロコロナ政策は感染の転移を十分防いでいます。
海南島は中国有数の観光地ではありますが、工業の発達した地域ではなく、サプライチェーンへの影響は小さいとみられます。
セクターの動きをみれば、空港・空運、レジャー施設・旅行、ホテル・レストランなどが売られているので、相場への影響はあるのでしょうが、今のところ、それは全体相場に影響を与えるほどではありません。
7月の貿易統計が7日、発表されました。
輸出(ドルベース)は18.0%増で、6月よりも0.1ポイント上昇しています。
国別統計は累計でしか発表されないので累計ベースの数字を示しておくと、アメリカ向け輸出は15.0%増で、全体の14.6%増を上回っています。
米中関係が緊迫化していますが、それはあくまで政治の話であって、経済に関しては依然として、密接な関係が維持されています。
米中デカップリングが政治の範囲に留まっている間は、株式市場に与える影響は大きくならないはずです。
週末のドル円レートを当てて10万円をゲットしよう!