28日のハンセン指数は0.23%安、相場は膠着!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
28日(木)のハンセン指数はわずかに高寄り後、売り買い交錯となりました。終値は0.23%安の2万622.68ポイントで引けました。
28日(木)の中国企業指数は0.13%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は7月上旬、中国の景気減速懸念を一旦織り込んでしまうとその後は狭いレンジでの値動きが続いています。
月末までに行われるだろう中央政治局会議では、下期の経済運営方針に関する調整が話し合われます。
その後は人事を含め大局の政治課題などが論じられるだろう北戴河会議が待ってます。
米中関係では懲罰関税の撤廃について、最終的な結論が出ていません。
先行きの不透明感が強く、様子見もしかたがないだろうと思います。
懲罰関税については、間もなく行われるだろう米中首脳による電話会談で、はっきりするかもしれません。
ただ、ペロシ下院議長の台湾訪問問題が残っています。
これについて、外交部は再三にわたり、”これは中国側のボトムラインへの挑戦であり、米国側が強行すれば、断固たる反撃を受けるだろう”と警告しています。
もし、実現すれば、面倒なことになりそうです。
ハンセン指数の日足は上値が重くなってきました。
このタイミングで悪材料が出てくると深押ししそうです。
しかし、上海総合指数も同じようなチャートです。
本土において、市場の安定は当局の重要な任務です。
政治的に難しい時期なので、経済の安定、金融市場の安定はいつも以上に重視されるでしょう。
もし、一旦ポジションを落としたいなら、早い方がよいかもしれません。
下げた後ではいつ政策が発動され、急反発してしまうのか読めません。
買い戻すタイミングが掴みにくいということです。
物色対象は小粒になっています。
新東方在線科技(01797)が16.43%高、新東方教育科技(09901)が9.86%高となるなど、教育関連が買われています。
6月に入りライブコマースがバズったことで新東方教育科技の株価は急騰したのですが、業界全体で新規事業への期待が高まっていること、当局の姿勢が粛清から育成へと変わりつつあるといった見方が広がり始めたことなどから、再び相場になっています。
個別銘柄では、センスタイム(00020)が5.56%高となりました。
ソフトバンクがまだ株式を保有していて、それが売りに出されるのではないかといった懸念があるようですが、米中首脳の電話会談次第では、米中関係の緊張緩和も期待できそうです。
もともと政治的要因で大きく売られた銘柄なので、そうなれば、大きなリターンリバーサルが狙えそうです。
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