25日の上海総合指数は0.60%安、様子見の展開!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
25日(月)の上海総合指数は安寄り後薄商いの中、値を下げる展開となりました。
ただ、後場に入ると横ばい圏での推移となり、終値は0.60%安の3250.39ポイントで引けました。
セクター別では、厨房器具、貴金属、医療機器、バイオ関連、飲料、不動産開発などが買われました。
一方、自動車、電力設備、電力、レジャー施設・旅行、鉄鋼、通信設備などが売られました。
25日(月)の創業板指数は1.18%安となりました。
25日(月)の上海50指数は0.39%安となりました。
各指数の出来高チャートをみれば一目瞭然ですが、商いが細っています。
先週のブログで紹介した李克強首相が19日夜に出席した世界経済フォーラム特別対話会での発言が地合いを悪化させているとみています。
“高すぎる成長目標のために、超大規模な刺激策、金融政策を打ち出し、将来の成長を先取りするようなことはない”と言われてしまうと、大規模な景気刺激策に対する期待は萎んでしまいます。
今週中には中央政治局会議(定調)が行われる見通しですが、その内容がマスコミを通してはっきりするまでは買いにくいところです。
もっとも、定調が終われば北戴河会議が行われるはずです。
その結果がなんとなく伝わってきたり、実際の政策として明らかになったりするのは8月後半以降とみられます。
米中関係では、懲罰関税の見直しが行われるはずで、この内容も気になるところです。
しばらくの間、様子見状態が続く可能性がありそうです。
新型コロナ禍は収束するどころか、拡大傾向にすらあります。
24日における発病ベースの本土新規感染者数は101人、無症状ベースでは579人でした。
17日と比べると発病ベースでは16人減っていますが、無症状ベースでは逆に186人増えています。
地域別の発病者数は四川34人、甘粛24人、広西22人、広東11人、上海3人、安徽2人、山東2人、河南2人、北京1人でした。
広西チワン自治区が減ってきたら、四川省が増えるといったモグラたたきのような状況です。
幸い、上海、北京、広東省といった経済規模の大きな地域での感染は比較的抑えられています。
とはいえ、ゼロコロナ政策が強化され、景気に悪影響を与えてしまう懸念が株価の上昇を抑えています。
買い材料もいくつかありました。
WHOは7月23日、サル痘について、緊急事態宣言を出しました。天然痘に似た症状のサル痘にはワクチン、治療薬が存在し、関連する医薬関連メーカーが買われました。
政策面では、家電の消費拡大政策や、グリーンAI家電消費拡大促進政策などから厨房器具関連が買われたり、不動産需要拡大策への期待から不動産関連が買い戻されたりしています。
規模は小さいですが、個別材料が集まって相場を下支えしています。
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