4日の上海総合指数は0.53%高、日柄調整続く!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
4日(月)の上海総合指数は安寄りしたものの、その後は戻り歩調となりました。
終値は0.53%高の33405.43ポイントで引けています。
セクター別では、農産物加工、農業、医療サービス、バイオ、電力などが買われました。
一方、半導体・部品、レジャー施設・旅行、空港・空運、ホテル・レストラン、自動車、不動産開発などが売られました。
4日(月)の創業板指数は1.90%高となりました。
4日(月)の上海50指数は0.16%高となりました。
テクニカルには、上海総合指数はここ1週間、200日移動平均線に上値を抑えられているような状況です。
新型コロナ流行後、一旦封じ込めに成功した2020年下期から現在までの日足チャートをみる限りでは、3300ポイントを超えたあたりから、上値抵抗帯があるようにも感じます。
いずれにしても、このあたりを上に抜けていくには、ある程度のエネルギーが必要だということです。
この日、新型コロナ関連で悪影響を受けるセクターが売られています。
3日における発病ベースの本土新規感染者数は41人、無症状ベースでは339人でした。
26日と比べると、発病ベースは36人、無症状ベースでは321人増えています。
安徽省で感染者が急増しています。
同省感染者数は発病ベースで29人、無症状で258人で、それぞれ全体の71%、76%を占めています。
安徽省といっても、人口では合肥、阜陽に次ぐ第3の都市である宿州に感染者は集中しています。
上海や北京といった大都市での感染拡大とは異なり、経済への影響はそれなりです。
ですから、セクターへの影響は見られても、それが相場全体に影響するほどではなかったといえそうです。
ただ、感染対策がうまくいかず、他の地域に拡大してしまうようなことが起これば話は別です。
今後の感染状況について、少し注意しておいた方がよいでしょう。
ちなみに、検査薬をはじめ医療関連は買われています。
また、半導体・部品が大きく下げています。
台湾メディアが先週伝えたところによれば、TSMCでは主要顧客であるアップル、AMD、インテルからの受注が一部減ったり、時期が後ずれしたりしているようです。
世界的にPCに対する需要が減少しています。仮想通貨価格の急落からマイニング需要が減少、その影響も大きいようです。
加えて、米国を中心にグローバルで景気減速の影響も出ているのではないかと思います。
上昇セクターでは農産物加工が大きく上げています。
具体的には豚肉価格が急騰し始めていて、それで関連銘柄が買われています。
上半期が終わったところで、これから下半期に向けて、政策の調整が行われます。
足元の景況観が悪い方が政策の強度が上がります。
市場に対しては、その方がポジティブではないかとみています。
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