16日のハンセン指数は2.17%安、寄り付き天井!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
16日(木)のハンセン指数は高寄りしたものの、終日売りに押される展開となりました。
終値は2.17%安の2万845.43ポイントで引けました。
16日(木)の中国企業指数は2.60%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ここ1週間の4指数の動きをみると、上海総合指数はしっかりとした上昇トレンドが出ていますが、NYダウ、ハンセン、TOPIXはいずれも下落トレンドとなっています。
ハンセン指数は主に欧米機関投資家のリスク許容度低下による影響を受けて下落したと考えてよいでしょう。
なぜ欧米機関投資家がリスク回避に動きているかは、日本のマスコミが盛んに報道している通りです。
FRBは15日、0.75%の利上げに追い込まれており、景気のオーバーキルが懸念されます。
そもそも、中央銀行が権限を持つ金融政策では足元で起きている供給サイドに起因するインフレを止めることは困難です。
スタグフレーション懸念が強まっており、NYダウは底打ちの時期が全く読めません。
一方、本土市場は、新型コロナ禍からの回復、それに伴い五月雨式の景気対策が出てくるとの期待が相場を支えています。
中国企業が中核銘柄であるハンセン指数は、ファンダメンタルズの面からの下支えがある分、米国、日本市場よりは多少状況は良いのかなと思います。
セクターでは、教育関連が急騰しています。
天立教育国際(01773)が105.06%高、新東方在線科技(01797)が72.71%高、光正教育国際(06068)が49.48%高、思考楽教育(01769)が44.87%高と暴騰しています。
新東方在線科技が6月に入って始めた英語を使ったライブ販売がティックトックでバズッたそうです。
6月2日の終値は3.650香港ドルでしたが、6日(月)から9連騰、16日の終値は28.6香港ドルに達しています。
この間、株価は7.8倍に爆騰しています。
昨年7月に当局が、民営企業による学校の補習塾経営を事実上禁止する措置を採ったことで、業界全体で厳しい状態が続いています。
大人への教育事業への転換など、各社が生き残りのための業態転換を手探りで始めています。
今回、英語を使ってライブ販売を行うことで、英語を勉強できてしまうといった奇抜なアイデアが若者に受けたようです。
一過性で終わるのか、事業として収益の柱に育っていくのか、見極めがなかなかつきませんが、何でもまずやってみるといった企業家の行動には好感が持てます。
各社がマネするといった見方があるのでセクター全体が買われています。
これから中国で景気回復が進めば、何かしら物色対象は出てきそうです。
そうした観点からも、香港市場にはチャンスがありそうです。
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