6日の上海総合指数は1.86%高、地合い好転!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
6日(月)の上海総合指数はわずかに高寄り後、出来高を伴い上昇、終値は1.85%高の3236.37ポイントで引けました。
リチウム電池、医療サービス、石炭、半導体・部品、電力設備などが買われました。
一方、自動車サービスなどが売られました。
6日(月)の創業板指数は3.92%高となりました。
6日(月)の上海50指数は1.27%高となりました。
端午節による3連休明けとなった6日の本土市場ですが、上海50指数は1.27%上昇しており、大型株も買われていますが、創業版指数が3.92%高と急騰、小型材料株に大きな買いが集まっています。
地合いは大きく改善しています。
ストックコネクトを通じた外国人投資家の売買は112億5500万元の純流入となりました。
5月31日には138億7000万元の純流入を記録しており、それには及びませんでしたが、連休直前よりは80億元ほど増えています。
新型コロナの状況に関してまとめておくと、6月5日における発病ベースの本土新規感染者数は25人、症状の出ていない感染者数は61人となりました。
1週間前と比べると、発病ベースでは5人増えていますが、無症状ベースでは41人減っています。
地域別では発病ベースで内モンゴル16人、北京5人、上海4人。
無症状ベースでは内モンゴル33人、遼寧13人、四川5人、上海4人、吉林2人、広西2人、北京1人、雲南1人。
やはり南の地域は少ないようです。
感染エリアは狭まっており、感染者がいる地域では引き続き厳しいゼロコロナ政策を実施しているので、間もなく収束するとみてよいでしょう。
新型コロナの収束見通しが株価上昇の基礎となっています。
ストップ高銘柄をみると、自動車関連、リチウム電池、半導体、太陽光パネルといったところが目立ちます。
5月23日に開かれた国務院常務委員会では、総合経済対策が発表されたのですが、自動車関連では自動車の購入制限措置が解除され、乗用車に関する総額600億元相当の購入税が段階的に免除されることになりました。
この方針を受けて財政部、税務総局は5月31日、具体的な政策を打ち出しました。
6月1日から12月31日までの期間、排気量2リットル以下、増値税を含まない価格が30万元以下の車両について、購入税が半額免除となるそうです。
地方レベルでは5月中旬から、長春市や陝西省などで補助金支給など自動車産業に対する支援策が打ち出されています。
産業のすそ野が広く、波及効果の大きな自動車産業が景気刺激策の中心となっていることから、関連する銘柄が相場になっています。
“新型コロナ禍は上期中に収束、下期は五月雨式に政策が打ち出され、最終的に今年は5.5%程度の成長率が達成される”といった見通しが現実味を帯びてきました。
米中関係が気になります。
中国に対して2008年からかけられている懲罰関税の一部が7月から段階的に期限が到来します。
インフレ抑制に全力を挙げているバイデン政権は、懲罰関税を延長するかどうかの検討を行っています。
世論はインフレ抑制を熱望しているので、延長しない可能性が高いとみられます。
正式に決まれば、また一つ好材料が増えることになりそうです。
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