5日のハンセン指数は0.36%安、メーデー休暇の消費不振が悪材料!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
5日(木)のハンセン指数は高寄り後、終日売りに押される展開となりました。
終値は0.36%安の2万793.40ポイントで引けました。
5日(木)の中国企業指数は0.28%安で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
4日の米国市場が大幅高となったことを受けて、高寄りしたハンセン指数ですが、その後は売りに押される展開となりました。
文化旅行部は4日、2022年”五一(メーデー)”休暇5日間(4月30~5月4日)の統計データ(推計値)を発表しました。
それによると、全国国内旅行者数は1億6000万人・回で前年比で▲30.2%減、新型コロナ前との比較では▲66.8%減となりました。
国内旅行収入は646億8000万元でそれぞれ▲42.9%減、▲44.0%減となりました。
大型連休の数字がこれだけ悪いのですから、5月の消費の見通しは厳しいと言わざるを得ません。
景気見通しが悪化しています。
どうしても、元凶である新型コロナ禍、ゼロコロナ対策の動向が気になります。
ただ、足元の状況は大幅に改善しています。
4日における発病ベースの本土新規感染者数は360人にすぎません。
1日は846人でしたからこの間、▲57%減少しています。
上海は261人、北京は42人、河南は14人、広東は13人、浙江は10人です。
1日と比べ、上海は▲466人減っており、劇的に改善しています。
広東は減っていますが、北京、浙江は少し増えています。
この3地域については依然として今後の動向が気になりますが、大型連休のデータをみる限りでは、全国的に厳しいゼロコロナ対策が実施されているようなので、季節的な要因も加わり、このまま収束に向かうのではないかとみています。
政策面では2日のブログでも触れましたが、4月29日に開催された中央政治局会議において、全人代で決めた計画通り、現状からみれば相当高い5.5%前後の成長率を目指す方針に変更がないことがはっきりしました。
本土投資家と香港の主要投資家では政策に対する感度が違いますが、後者も業績に直結するような政策発動にはしっかりと反応します。
不動産、新型インフラ投資など、短期間で数字の稼げる投資絡みのセクターや、米国が行うインフレ対策の恩恵を受けそうな輸出関連セクターに注目です。
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