28日のハンセン指数は1.65%高、自律反発!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
28日(木)のハンセン指数は高寄り後、売り買い交錯となりました。
ただ、後場だけみれば戻り歩調となっており、終値は1.65%高の2万276.17ポイントでほぼ高値引けでした。
28日(木)の中国企業指数は1.95%高で引けました。
参考として、2022年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数は日足チャートを見る限りでは3日続伸、底打ちしたようにもみえますが、売買代金は低調なままです。
3月中旬にいったん底打ち反転していますが、当時の売買代金と比べると、現在は3分の1程度にすぎません。
今のところ、テクニカルなリバウンドが入ったといった感じです。
4月4日を天井に調整局面に入りましたが、その最大の要因はゼロコロナ対策の強化とみています。
以下、27日現在の感染状況をまとめておきます。
発病ベースの本土新規感染者数は1494人でした。
20日は2830人だったので、ほぼ半減(47.2%減)しています。
この内、上海は1292人で、全体の86%を占めており、相変わらず上海に感染者が集中した状態が続いています。
そのほか、10人以上の新規感染者数が出ている地域は吉林(56人)、北京(48人)、浙江(46人)、黒竜江(11人)、江西(10人)の5地域です。
この中では北京(20日は1人)、浙江(〃は6人)の急増が目立ちます。
上海では病状が収束に向かっているようですが、北京、浙江が急激に増えているので今後の両地域の動向が気になるところです。
死亡者数は47人で、すべて上海でした。
25日のブログで触れましたが、死亡者数が急増していました。
ただ、今週に入り、増勢は一旦止まっています。
症状の出てない新規感染者数については、9791人で20日と比べると4割強減少しています。
また、上海が9330人で、全体の95%を占めています。
気になる浙江は20人、北京は1人なので、今のところ感染拡大の兆候は見られません。
北京市における感染の中心である朝陽区に住む知人の話では、「25日、27日、29日の朝と2日に1度の割合で、PCR検査を受けることになっているが、今のところ(28日現在)、無事出社できている」そうです。
「食料はすでに調達済みで、いつ都市封鎖になっても大丈夫だ」と話しており、「近隣の住民も対応できている、特に混乱はない」そうです。
北京市の緯度は盛岡市よりもさらに北ですが、海岸線から遠く、間もなく初夏の陽気となります。
この先の天気予報をみると、5月1日以降、25度を超す夏日が続く見通しで、4日の最高気温は30度の予想です。
浙江省は上海市よりも南に位置しており、日本で比べれば鹿児島と奄美大島の間あたりです。
海に近いので、この時期、北京よりも気温はやや低いようですが、それでも感染症の流行しにくい季節に入るという点では変わりはありません。
このまま、収束に向かう可能性も十分あるとみています。
新型コロナの流行が収まり、ゼロコロナ対策が各地でフェードアウトしてくれば、次は経済対策の出番です。
共産党全国代表大会が開催される秋には、「習近平政権は前半の厳しい経済危機を乗り越え、景気を回復させました。歴史的勝利です」といったシナリオが遠くに見えてきました。
26日に開かれた中央財形委員会(第11回会議)では、「全面的に現代化インフラ設備システムの構築を進める」といった政策方針が示されました。
総合的なネット環境の整備や、新エネルギーに関する設備投資など、旧態依然とした公共投資ではなく、いわゆる新型インフラ設備投資を拡大させようといった方針が示されました。
内容が目新しいわけではありませんが、重要な会議で景気対策が議論されたことに注目すべきです。
労働節休暇(本土:5月2~4日、香港:5月2日)を挟んだこの先1~2週間が大きなターニングポイントになるかもしれません。
それもこれも、新型コロナ次第ですが。
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