17日のハンセン指数は0.30%高、場中急落も持ち直す!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
17日(木)のハンセン指数はわずかに高寄り後、売り買いが交錯する展開となりました。
終値は0.30%高の2万4792.77ポイントで引けました。
17日(木)の中国企業指数は0.37%高で引けました。
参考として、2021年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
ハンセン指数はテクニカルにみる限り、年末年始に底打ちし、反転しています。
25日移動平均線を下値抵抗線にしたような形でリバウンドを続けています。
不動産バブルが崩壊するとか、ハイテク企業への規制強化によって経済成長率が失速するとかいった悲観的な見方をする投資家は今や、影を潜めています。
今年の中国経済は、内外の政治的な要因もあって安定が保たれるだろうといった見方が浸透しつつあります。
17日は場中でちょっとした上げ下げがありました。
ウクライナで爆撃音が響いたといった情報が流れたことで、アメリカの株価指数先物が急落しましたが、その影響を受けハンセン指数も急落しました。
ただ、その後重大な事故は発生していないと伝わると、ハンセン指数はすぐに戻しています。
TOPIXなどと比べると、悪材料への反応は限定的でした。
今後、ウクライナで有事となれば、原油の需給や、国際物流に悪影響が出るでしょう。
ただ、現在の経済環境をみれば、中国ではその影響は相対的に小さく、アメリカでは大きいとみられます。
インフレに悩まされ、金融引き締め政策の実施を余儀なくされようとしているアメリカに対して、中国は経済全体のレバレッジを縮小させる一方、金融緩和政策、積極財政政策といったポリシーミックスで経済を安定させようとしています。
外的ショックに対して中国の方が耐性が強いということです。
欧米機関投資家のリスク回避は当然、香港市場にとってもネガティブですが、グローバルアセットアロケーションという観点からは中国株が選好される点ではポジティブです。
国際情勢が不安定な中でもハンセン指数の上昇トレンドは維持されると予想します。
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