10日のハンセン指数は0.38%高、地合い改善!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
10日(木)のハンセン指数は高寄り後、前場は利益確定売りに押される展開となりました。
ただ、売りが一段落すると反転上昇、終値は0.38%高の2万4924.35ポイントで引けました。
10日(木)の中国企業指数は0.76%高で引けました。
参考として、2021年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。
今週に入ってからの4指数をみると、いずれも強い動きとなっています。
連動性の高いNASDAQ指数が前日、2.08%上昇するなど、米国市場の好調を受けて7日のハンセン指数は高く寄り付いたのですが、春節明けから急騰していたこと、1月下旬の高値に近づいていたことなどから、一旦は利益確定売りに押されました。
ただ、後場には買い戻されています。
“先高感”は強いといえそうです。
米国では、注目の1月のCPIが今晩、発表されます。
12月は7.0%でしたが、1月のコンセンサスは7.3%です。
コアCPIは同じく5.5%でしたが、1月のコンセンサスは5.9%です。
前年同期の値が低かったので、高い予想となっていますが、前月比では横ばい予想です。
注目度が高いだけに、結果が気になるところです。
個別セクターで目立ったところを挙げれば、不動産が大きく買われています。
世茂集団(00813)が12.44%、融創中国(01918)が10.97%、(03380)が9.72%それぞれ上昇しています。
厳しい不動産バブル対策が弛められたというわけではありませんが、賃貸物件の開発を奨励する方針が示されていて、当局は、レバレッジ縮小ばかりを迫っているわけではありません。
また、今年に入り、債券の償還負担の大きな企業に対しては、資産売却を容易にするような政策が打ち出されています。
“三条紅線”に引っかかっているような企業にとっては、ありがたい政策です。
券商中国によれば、恒大集団は2月6日、新年会を開き、許家印会長は”資産を売却することなく、返済をこなす”と宣言しています。
また、2022年の販売目標(引き渡しベース)は、延べ7000万平米、60万件としています。
これは、現在売出中の物件全体の50%近くになります。
経営者が事業立て直しに強い決意を持っていることを一部の投資家たちは評価しています。
中国恒大集団(03333)は5.39%上昇しました。
昨年は不動産セクターの暴落が地合いを悪くした面があります。
こうして不動産セクターに好材料が出て、資金が流入している状況を見る限り、地合いの改善が強く感じられます。
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