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今日，用事が有って外出すると、桜の花びらがヒラヒラと散っていた。

そうか，もう満開が過ぎて桜の花が散る時期か？

サクラチル、だな。

筆者は地方の大学を卒業したのだが、受験が終わると現役学生が合否電報を送るサービスの宣伝をしており、約束事は合格は、“サクラサク。”,不合格は‘サクラチル。“であった。

最近の合否は恐らくネットで見るのであろうが、あの頃は近くは合格掲示板を見に行き(中学の合否は実際に見に行った。)、大学は遠くだったのでこの電報サービスを頼んだ。

確か、500-600円位だったかな？

何故、電文が5文字で簡潔かと言うと、電報は5文字単位で高くなるので、1番安い5文字にしたのであろう。

受験日は3月3日で、合格発表は1週間くらい後だったと思うが、無事に“サクラサク。”の電報が届き、勿論嬉しかったが，咄嗟に間違いだったらどうしよう、と詰まらない心配をした。

あの頃は新聞が，大学の合格発表を調べて県内の高校出身者名を載せていたので、それを見てやっと“ああ、本当に受かったんだ。”とやっと嬉しさが込み上げて来たのを覚えている。

1966年の話だから59年前か。

ため息が出るな…..

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