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今日は6回目の抗癌剤の点滴投与を受ける為に、病院に出掛けた。

先生とのアポは9:00だが、その前に血液検査と先端医療チームの看護師さんとの面談が有り、これが凡そ1時間も掛かるので、8時過ぎには病院に来た。

看護師さんとは前回、2週間前の投与から今朝迄の体調を聞かれるのだが、結構微に入り細に入り，色々聞かれる。

少し遅れて9:15位から先生の検診を受けたが、今の所順調との事。

来週，セカンドオピニオンをお聞きした違う病院の検診を受けるので、再度CT.スキャンを受ける様にとのご指示を頂いた。

10月末、この検査で胆道の癌と周りのリンパ節の小さな癌を見付けて頂いたので緊張する。

但し、検査時間は15時半で、ちと遅い。

先生の検診を終えたら、いよいよ6回目の点滴だ。

先生から、点滴中に水を沢山飲む様にと言われて，ペットボトル2本のミネラルウォーターを抱えて、点滴を受ける部屋に入った。

さあ，これから3時間強の点滴開始だ。

点滴は個室と言うよりは、電動椅子が入ったパーティションの様な物の中で行われる。

有料テレビが付いており、(周りに音が漏れない様にイヤフォンを着けなければならないが。)リクライニングにして，テレビを見ていれば余り3時間は気にならない。

点滴が終わったのが13:30で、CT.スキャンの15:30迄2時間有るが、病院に居ても仕方無いので，一旦家に帰って仕事をする事にした。

家と病院は車でものの5分も有れば着くので楽勝だ。

再度病院に戻ってCT.スキャンを受けたが、スキャンの前に造影剤を点滴で入れるのだが、造影剤が身体に入った途端に身体中の血液がふっと暖かくなり，変な気分がするがこれで良いのだそうだ。

今日は先ず血液検査で血を取られ、点滴でたっぷりと薬と生理食塩水を注入され、最後に造影剤を注入されて、左腕の血管は穴だらけだ。

点滴後、”5分間しっかりと押さえ付けておいて下さい。”と言われたのだが、左腕に付けていた時計を外していたので，正確な時間が分からず，適当に手を離したら血がピューッと飛び出してたまげた。

どうやら3分位で手を離したらしい。

看護婦さんに怒られるかと思ったら、”あらら、血液サラサラ剤を飲んでいますもんね。”と優しく手当てをしてくれた。

有り難いものだ！

全て終えて清算をし、家の近くの薬局で2週間分の薬を処方して貰って帰宅したら17:30だ。

一日掛かりの大仕事となった。

筆者は宮仕えをしてないから，自由にやりたい仕事、やらなければならない仕事を決める事が出来るが、一般の方にとっては大変だろうな。

皆さんは，どうかお元気でいて下さい！

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