それは,突然に!
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“それ見たことか!”と言われるのがオチなので、(特に今回の渡航に大反対していたカミさんから。)黙っていようと思ったが、どうしても黙っていられない性格なので…
癌と宣告されて約3週間が経った。
お医者様から、”癌にはストレスが大敵ですから、好きな様に過ごして下さい。”と言われて、広島行きだけは検査入院の為にキャンセルしたが、後は出雲大社詣で、そして今回の香港•マカオ行きも挙行する事を決めた。
(カミさんは大反対であったが。)
有り難い事に,お医者様が此方の勝手な予定に合わせて入退院の予定を決めて下さり、我儘放題をやらせて貰っている。
今週は月曜日から水曜日迄入院中,火曜日に初抗がん剤投与。
水曜日に退院して、木曜日に香港に出発。
来週の月曜日に帰国して火曜日から再入院と言う予定である。
抗がん剤の副作用については散々説明を受け、”一番大変なのは吐き気と下痢だと思いますので、それに対しての処方をしておきます。”と言われて,万全の体制で香港に来た。
抗がん剤投与後の2日間は全く何の変化も無く、”こりゃあ,出雲大社さんへのお布施を奮発したご利益だな。”と嘯いていたら、突然来た。
香港からマカオに経つ為にアレンジして頂いた車を待っていると,突然の腹痛と眩暈に襲われて,息も出来ない。
尾籠な話で恐縮であるが、”あ、来たな!”と思ってお手洗いに行っても、何も起きない。
凡そ10分も無為に過ごしてしまい、”行きましょう。”と意を決して出発したが、さあ大変。
お腹が痛くて,呼吸するのも困難で,はーはー唸っていたが、どうしようも無い。
大渋滞に巻き込まれてマカオのイミグレーションに着くまで3時間も掛かったが、あら不思議。
着く直前になって、全く平気になった。
只、歩けない。
そうだったのか、お医者様は此れを予期されて車椅子を持って行く様に指示されたのか。
お昼頃に滞在ホテルに到着して、14時にロビーに集合してサーキットに行こうと言う事になったのだが、此方はそれどころではない。
吐き気と腹痛が半端では無く、結局夜の食事に集まる18:30位まで、ずっと寝ていた。
人間って,具合が悪いと幾らでも寝られる事を知った。
素晴らしいマカオ料理を出す古式なレストランにお呼び頂いたのだが、食欲はゼロ…
炭酸水とフルーツをようやく頂いたが、惜しい事をした。
その後,ホテルに帰って22:30頃に寝て、今朝は7時頃に起きたが,まあよく寝たもんだ。
今朝は下のダイニングルームでお茶とフルーツだけ頂いたが,矢張り食欲はゼロ。
本当は(カミさんの言う事を聞いて?),病院で点滴でも受けているのが賢明なのだろうが、そんな事をしている時間は無い。
Life is very short,and there is no time.
(ビートルズの曲。)
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