鬼の霍乱。
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ガンマGTP.の数値が此処半年、異常に高いと申し上げた事が有るが、やっとその理由が判明した。
何と胆管癌の疑いである。
水曜日に2週間の台北での滞在を終えて帰国したが、その数日前から肌が黄色になっていた。
自分では気付かなかったのだが,カミさんが”腕が黄色いよ。”と言うので見ると,確かに腕のみならずお腹周りが黄色い。
ホテルの朝食で毎朝黄色のスイカを食べていたので、”スイカのせいだよ。”と減らず口を叩いたら、”馬鹿な事を言わないで、帰ったらお医者さんに診て貰って。”と言われた。
帰国翌日の木曜日はご紹介した様に昼はゴルフ,夜は麻雀と、物凄く充実(?)した時を過ごして金曜日(昨日)に、インフルエンザのワクチン接種の”ついで”に掛かり付けの医者に診て貰って、”先生、台湾に行っている間に,こんなになっちゃいました。”と腕とお腹を見せると、先生の顔色が変わった。
“黄疸だ!”
はーっ?
“直ぐに紹介状を書きますから、大至急みなと赤十字病院に行って下さい。予約無しなので、、1-2時間待たされるかも知れませんが、兎に角急いで行って下さい!”と言われて、やっと何だか具合悪いんだなと感じた。
一旦家に帰って,カミさんに”みなと赤十字に行って,検査を受けて来る。”と言うと、”ほら、言った通りでしょう。”と何だか得意顔になっている。
スリッパから靴に履き替えてみなと赤十字病院に出掛けた。
相変わらず腕が黄色い。
受け付けを済ませ、何せ1-2時間待たされると聞いていたので、ジーさん、バーさんが一杯待っている待合室で音楽でも聴きながら待とうかと思ってイヤフォンを付けた途端に、”9045.の受け付け番号の方、2号室にお入り下さい。”と突然呼ばれた。
ん?俺の事か?
確かに受け付け番号は9045.だ。
速いぞ!
入ると少し小太りの看護婦さんが、何時からガンマGTP.の数値が高いか、何時から肌が黄色いか、と矢継ぎ早に質問され、”奥さんは御在宅ですか?恐らく今から直ぐに入院する事になると思います。”と少し興奮気味に話す?
はー?
入院?
咄嗟に夜の昔仲間との八丁堀•司での鮨宴会の事が頭に浮かんだ。
困るよ….
“先生が詳しくお話なさると思います。”と言われて、ふと足元を見ると何と違う靴を左右に履いている。
慌てたので、気付かなかった。
先生が来て説明をしてくれ、”今から,血液検査、レントゲンを撮って、MRI.検査をします。恐らく胆管が詰まって、胆汁が十二指腸に流れないので、黄疸症状が出ています。
詰まらせている物が,癌なのか良性の腫瘍なのかは組織を見てみないと分かりません。”とスケッチを描きながら、説明してくれた。
癌?
俺、元気だけど….
先生が、”今から行なうMRI.検査は白黒写真の様な物で,大体分かるのですが、矢張り詳しい謂わばカラー写真の様な物を撮って、どの様な措置をするのか、腹腔鏡手術で済むのか、或いは開腹手術になるのかは今は分かりません。その詳しいMRI.検査は入院後に至急行います。”とまるで今から入院する様な話をされる。
“い、今から入院ですか?”と恐る恐る聞いた。
まさか、晩の鮨の宴の為,今日の入院は困るとは言えない。
優しいお医者さんは、”確かに、来て直ぐに入院と言われてもビックリしますよね。取り敢えず三つの検査結果を見てみましょう。”と言われて少しホッとして,カミさんに”分からないけど、今から入院するかも知れないので用意する物があったら頼む。”と言ったら、”ふーん、だから早く病院に行けと言ったでしょ。”と得意げである。
“癌の疑いが有るってよ。”と言ったら,笑いが消えた。
“えーっ!癌?嫌だー。”
そりゃあ,俺だって嫌だけど、出来た物はしゃあない。
検査結果は午後2時頃に分かると聞いて,そのまま病院で待っていた。
再び先生に診て貰ったら、”どうしますか、矢張り今日からの入院は無理ですか?”と聞かれてので、”はい,出来たら月曜日からの入院にして頂ければ幸いです。”と殊勝に答えた。
素人判断だが、検査結果は緊急入院する程のものではなかったのであろう、先生は”では,月曜日からの入院にしましょう。もし週末に高熱や腹痛などの症状が出たら,直ぐに来院して下さい。”と念を押された。
急に靴をかたちんばに履いている事を思い出して恥ずかしくなって来たが、まあしゃあない。
癌にしろ、腫瘍にしろ、どっちしても摘出手術をしなくてはならないのだが、痛くない様にお願い致しまする。
そう言う訳で,昨日はこのブログのアップが出来なかった事をお詫び致します。
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