酒匂隆雄の畢生の遊楽三昧 sakoh

利食いは難しい。

2024/09/11

週末のドル円レートを予想して10万円をゲット!

箱根,強羅に在る温泉に来ている。

此処は部屋が20室しか無く、そこら辺のインバウンド客で賑わう宿(言い換えれば騒がしい宿。)とは趣が違う。

(部屋の露天風呂。)

昨日セットしたIFO.での142.00の売りが功を奏して、気分も爽やかだ。

よく、”損切りのやり方が分かりません。”と言うご意見を聞くが、これはしたり!

本当は、”利食いのやり方が分かりません。”なのではないかなあ?

お昼過ぎに142.00を下切ったドル円相場は,安値140.72まで下げた(思惑通り。)が、16:40現在で141.50迄戻している(思惑とはちょっと違う。140.20位まで下げて欲しかった。)。

142.00で売っても、何もしないで今買い戻せば142.00-141.50=0.50しか儲かってない。

上手く140.80位で買い戻していれば、142.00-140.80=1.20も儲かったのに!

利食いの難しさはこれである。

損切りは簡単だ、例えば1円やられたら切るとか、投入資金の5%をやられたら切るとか、エントリーした時点(142.00でショートにした。)で損失を確定する事が出来、これは相場にエントリーする参加料か、保険料と心得れば腹は立たない。

逆に下で買い戻さずに放っておいて相場が142.00を越えれば、絵に描いた餅で終わる。

逆に140.80で買って1.20の利益で喜んでいる内に139.80迄落ちると大魚を逸した事になる。

実に難しい。

お勧めする方法は、”140.80は、そろそろ買い所かな?”と思ったら半分だけ利食う事である。

142.00まで戻っても、半分のポジションは儲かった。

139.80迄落ちても、未だNice position.が半分残っている。

ウハウハだ。

利食いは難しいでしょ?

週末のドル円レートを予想して10万円をゲット!

この記事をシェアする

前の記事 次の記事

プロフィール

さこう・たかお
酒匂隆雄

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で為替ディーラーとして外国為替業務に従事。
その後1992年に、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行。
さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長と歴任。
現在は、酒匂・エフエックス・アドバイザリーの代表、日本フォレックスクラブの名誉会員。
YouTubeチャンネル「酒匂塾長チャンネル」開設。

ブログランキング

最新の記事

カテゴリー

アーカイブス

無料会員募集中