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10日弱のシンガポール滞在も，今日が最終日で，今晩のJAL.の夜行便で帰国する。

楽しい時を過ごしていると、10日なんてあっという間だ。

昨晩は40年来の此方の友人が家に招いてくれて、シンガポールで1番美味しいインド料理店の、Chat Masala.からデリバリーして貰った幾種類ものインド料理をご馳走になった。

食後は我々のドリアン好きを知ってか、どどーんとドリアン、マンゴー、龍眼などのローカルな果物が待っていた。

最後の晩に相応しいおもてなしで嬉しかった。

何回か触れたが，此方は赤道直下で気温は大体30度前後、朝夕は28-29度で，大変凌ぎ易い。

連日、”真夏日。”と騒ぐ日本が嘘の様だ。

今回感激したのは何と言っても車の配車サービスのGRAB.だ。

国によってはUber.が有名だが、シンガポールはGRAB.がUber.の営業権を買い取ったんだそうだ。

何処かに行く時は、GRAB.のページを開けると，現在地が出て来て、何処に行きたいかを打ち込むと、3種類の車(ベーシック、ラグジュアリー、そしてVan.)のどれにするかと訊かれて、選ぶと目的地迄の料金と時間が提示され、OK.を押すとものの数分で車が来る。

目的地に着くと、料金は登録してあるクレジットカードから、自動的に引き落とされる事になっている。

これ迄は，ホテルから出掛ける時は良いが、帰りには何時も困っていたのに、GRAB.があるので安心だ。

そう言えば，以前は一杯居たタクシーを余り見掛けない。

そりゃあ、GRAB.の方が早い，安い、車が良いので、タクシーなんか使わないだろうさ。

日本では既得権益を絶対に離したくないタクシー業界と、業界を庇護したい運輸省(今は国土交通省か？)が反対してGRAB.やUber.が陽の目を見るのは無理だろうな？

一度日本でUber.を使ってみたが、タクシー会社との提携とかで、車は普通のタクシー、料金はタクシーと一緒で別に何の恩恵も無い。

こりゃあ，使えない。

困ったもんだ。

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