円高進行。
週末のドル円レートを予想して10万円をゲット!
円高が進み、今日の東京市場では対ドルで152.23を付けた。
この2週間で凡そ10円近くドルが下げたことになる。
この背景には6月の米消費者物価指数が市場予想よりも低かったことにより、FRB.による利下げ機運が高まったことと、相次ぐ我が国政府高官の円安懸念により来週の日銀政策決定会合で利上げを含む,何らかの金融引き締め策が打ち出されるだろうとの期待が高まったことにある。
今迄,キャリートレードと呼ばれる円を売ってドルを買い、金利差を得ようとする取引が流行っていたが、その巻き戻しが起きている事でドルが売られて円が買い戻されている。
このキャリートレードの巻き戻しは、兎に角既存のポジションの縮小、或いは解消を図っているので、レベルには関係無くドンドン突き進んで来る。
4円下、5円下などのレベルは関係無い。
この2週間でどの程度巻き戻しが行われたかは分からないが、未だ大した事はないのではないかと思っている。
多少のドルの戻しは有ろうが、来週の政策決定会合迄はドルロングでいるのは危ないのではなかろうか?
今晩のゴールデンアワーセミナーで、エルビス川口さんとそこら辺の議論を戦わせたい。
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