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米共和党大会が開催され、トランプ前大統領が大統領選指名を受託して、一時間半にも及ぶ受託演説を行った。

今回は珍しくバイデン大統領を口汚なく罵ることもせず、”半分ではない、全部のアメリカ人と一緒に団結しよう！”と話して大喝采を受けた。

バイデン罵倒から何も言わない戦術に変えたが、宗旨替えか？

強かなトランプの事、当然魂胆有っての事だろうが、彼はバイデン現職大統領に頑張って貰って選挙で打ち負かしたいらしい。

もしバイデン氏が降りたら誰が候補に成るかは知らないが、”バイデンとなら楽勝。”との思惑が有って、彼に出馬して貰いたいのだろう。

トランプ氏は副大統領候補にヴァンス上院議員を指名したが、この御仁，相当な強者だ。

かつてはトランプ氏の事を”アメリカのヒトラーになりかねない，馬鹿者だ！”と批判していたが、此方も宗旨替えして関係を修復して次期副大統領として一緒に選挙戦を闘うことにした。

我が国では考えられない。

永田町では一旦裏切ったら後は無い。

“もしトランプが勝ったら。”の”もしトラ。”から、”ほぼトランプが勝ちそうだ。”の”ほぼトラ。”になりつつあり、市場も身構えつつあるが、個人的にはドルは大きく下げるのではないのかなと思っている。

さて、どうなるか？

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