コンコルド。
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facebookを見ていたら、珍しい航行中のコンコルドの写真が紹介されていた。
コンコルドはブリティッシュ エアウェズとエール フランスが運航していた超音速旅客機でマッハ2(音速の2倍)で飛行する。
筆者は1983年にニューヨークからロンドン迄飛行したことが有る。
コンコルドは2000年にシャルル ドゴール空港から離陸の際にパンクしたタイヤがエンジンに吸い込まれて失速して墜落してしまい、その後運航停止が決定されて退役した。
コンコルドは超音速で飛ぶ為、空気抵抗を小さくする為に細長い機体となっており、横に4席,縦に25列の100席しか無い。
着陸時の速度が速過ぎるので普通の飛行機の様に水平に着陸出来ず、鳥が着地する時の様に頭を下げて着陸する。
普通の飛行機だと着陸時は地面がほぼ水平に見えるが,コンコルドの席から外を見ると地面が傾いており、恐ろしかった。
着陸すると未だスピードが速く,しかも機体が小さいので暫くガタガタと滑走路を走り,これも怖かった。
只、上空では成層圏の上を飛んでいるので外は濃紺色で、極めて神秘的であった。
あの頃は頼めばコックピット(操縦席)に入れてくれ、筆者も入れて貰ったが計器に囲まれたコックピットはまるで小さな車の運転席みたいで、機長がお茶を飲んでいた。
今から考えると,懐かしい思い出である。
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