もしトラからほぼトラへ。
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米大統領選指名候補争いの大勢を決めるスーパーチューズデイが終わり、トランプ前大統領が15州の内14州を制して、7月の共和党大会での指名獲得が確実な情勢となった。
これで11月の大統領選は現職の民主党バイデン大統領と共和党トランプ前大統領の一騎打ちとなる見通しとなった。
現時点でトランプ氏は現職のバイデン氏よりも支持率で勝っており、次期大統領として返り咲く可能性が一歩増した。
もしトラ(もしトランプ氏が勝ったら。)から、ほぼトラ(ほぼトランプ氏が勝ちそうだ。)に変わったのである。
トランプ氏が大統領として返り咲いたらどうなるかについては、種々の意見が飛び交うが、あくまでも推測にしか過ぎない。
主な意見としては、
-MAGA.(Make America Great Again.=再びアメリカを大きくしよう!)を謳いながら保護主義的な政策を取り、他国からの輸入品に対して高関税を科す。
輸入物価が上がり、再びインフレ懸念が再燃する。
-ウクライナ支援を止めたりNATO.からの脱退を仄めかして、自由主義世界を混乱に陥れる。
-移民政策を強化して移民流入を益々制限する。
廉価な労働力減少により飲食や運送などのサービス価格が上昇する。
当然インフレが高まる。
-自らが4件の訴訟案件を抱いており、大統領権限を強化して自分にとって好都合になる様に画策する。
日本にとっても他人事ではなく、対日輸入関税を引き上げたり、在日米軍に対する経費の負担増を強いてくる可能性は大であろう。
何でこんな男を大統領として選ぶのか不思議で仕方ないが、アメリカ人,特に下層階級の人々はトランプ氏が得意とするアジテーション(強い調子の文章や演説などによって人々の気持ちをあおり、ある行動を起こすようにしむけること。)を好む。
穏健な人々は眉を顰めるが、選挙は多数決。
多くの票を取った者が勝つ。
金融市場への影響はよく分からないが、株価は下がり,金利は上がるが,ドルは下がるのでないのかなあ?
くわばら、くわばら。
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