矢張り、波乱の幕開け?
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今年は元旦から能登半島地震、日航機と海保機の衝突、そして山手線内で女が見知らぬ男に対して刃物を振り回して、”殺そうと思った。”などと喚く物騒な事件も起きて、金融市場も波乱含みとなるのかと身構えていたが、矢張り為替市場も相当な波乱の幕開けとなった。
ドル円相場は年初140.84で始まった後、初日は1円15銭、2日目は凡そ1円40銭、そして3日目も同じく1円40銭、そして昨日は高値145.96迄駆け抜けて、結局年初からたった4日で5円近く上げる結果となった。
年末に於ける大方の予想が、”2024年はドル安&円高となる。”であったから、ビックリした方も多かろう。
かく言う筆者もその一人である。
その背景には公表された前回のFOMC.の議事要旨によると参加者の多くが依然としてアメリカのインフレ予測に極めて慎重で、市場の利下げ機運が後退して長期金利が大きく上昇したことと、今年から始まった新NISA.により個人投資家が円を売って外貨(特にドル)を買うとの思惑が広がった事による。
“さあ、今年はドルは下がるぞ?”と思い込んで年初からドルを売り込んでいた俄かショート•ポジションが炙り出された感が有る。
何れドルは大きく下げるのだろうが、それが起きるのはFRB.と日銀による政策変更の時期がもっと明らかとなる春以降かな?
年初から余り飛ばさず、余裕を持って参りましょう。
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