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先週発表されたアメリカの6月消費者物価指数(CPI.)は前年比で+3%となり、日本の5月の+3.2%を下回る日米物価指数逆転現象が起きた。
アメリカのCPI.は昨年6月に9.1%を付けたが、FRB.の果敢な利上げで1年で3分のIになったことになる。
これを受けて、市場はそろそろアメリカの利上げが終わりに近付いたと判断して長期金利とドルが下落した。
我が国のCPI.も、日銀が目標とする2%を安定して超えている事だし、そろそろ長期金利上昇を抑えるイールドカーブコントロール政策の変更が期待されてドル円相場は昨日137円台迄下落して”ええ塩梅になって来たな。”と思っていたら、日銀の植田総裁がノー天気の発言をして、今朝再び139円台迄戻してしまった。
植田総裁は”持続的、安定的な物価である2%達成には未だ距離が有ると認識している。”と述べたが、昨今の狂乱物価上昇をご存知無いのかなあ?
数%のレベルではなく、数十%のレベルで物価は上がっているぞ!
今朝の日経新聞の一面にも、”国内小売りの7割、値上げ。”の見出しで小売り業者の7割が今年中に商品の値上げをすると伝えている。
植田さん、気は確かですか?
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