日本消滅。
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昨日厚生労働省が発表した我が国の人口動態統計によると、日本人一人の女性が生涯に産む子供の推計人数を示す合計特殊出生率(要するに出生率)が7年連続で低下して1.26となり、過去最低となった。
1年間に生まれた子供の数は前年比4万875人減の77万747人となり、出生数も7年連続で減少した。
一方死亡数は前年比12万9105人増の156万8961人で過去最多を更新した。
死亡数から出生数を引いた人口の自然減は79万8214人で過去最大の減少となった。
要するに我が国では毎年凡そ80万人近くの人口減少が起きているのである。
単純計算でこのままだと凡そ150年でこの地球から日本人が1人も居なくなる計算になる。
日本人が居なくなるのだがら、正に日本消滅だ。
この人口減少の大きな理由は若い世代が子育ての負担を懸念して子供を持たない考えが広がっているかららしい。
情け無い事だ。
確かに給料は上がらず、物価だけがどんどん上がる現状を見れば、若い世代の考えが分からないでもない。
幸いにも我が家では長女には一男一女、そして長男にも一女一男に恵まれて幸いな事だが、話を聞くと矢張り日々の生活費や、教育費の高騰で大変らしい。
親としては何とかしてやりたいが、基本的には他所様の事情であり、立ち入った余計な事はしたくない。
せいぜい二週間に一度くらい彼等を外に食事に連れ出す事くらいしか出来ない。
ああ、日本の将来はどうなるんだろう?
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