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ゴルフの祭典、マフターズがアメリカ　ジョージア州、オーガスタで開催されている。

2021年には松山英樹選手が優勝してグリーン　ジャケットを着る権利を得た。

グリーン　ジャケットとは歴代の優勝者と凡そ300人居ると言われているオーガスタのメンバーが着ることを許されている文字通りグリーンのジャケットで、オーガスタでの食事の折にはメンバーはこのジャケットを着用する事を義務付けられている。

筆者はオーガスタのメンバーである友人から招待を受けて2019年にプレーした事がある。

此処はメンバー同伴でないとプレーが出来ず、我々がプレーした時もたった3組しかゴルフ　コースには居なかった。

マスターズをテレビで観戦すると周りに数千人のギャラリー(パトロンと呼ばれる。)が取り囲んでいて圧巻だが、我々がプレーした時は周りには人っ子一人居なくて、何だか異様な感じがした。

昨日2日目は悪天候で午後からプレー延期になり、多くの選手が途中でプレーを中断した。

松山選手は9番ホールで短いパットを残して中断したが、2日目の途中で3アンダーで暫定18位、暫定リーダーは12アンダーのケプカである。

オーガスタは11番から13番までアーメン　コーナーと呼ばれる名物ホールがあり、アーメンと言いながら打って乗ればバーディーが取れ、乗らずに池ポチャになるとボギーになると言う難しいホールである。

筆者は確かダブルボギーとトリプルボギーを打った記憶が有る。

此処ではキャディーが124ヤード打てと言ったらその通りに打たないと、オーバーすると奥のバンカーに、ショートすると手前の池に落ちると言う泣きたくなる様なホールが幾つか有り、ボールを沢山用意しなければならない。

日本人にとってオーガスタでプレーする事は勲章を貰うより難しいと言われており、此処でプレーした事のある日本人は多くはあるまい。

まあ、冥土の土産としては楽しい思い出となった。

松山選手、残りのラウンド頑張れ！

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