11月の米国消費者物価指数(CPI.)。
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昨晩日本時間の10時半に11月の米国消費者物価指数(CPI.)が発表された。
市場予想が前年比で+7.3%であったところ、+7.1%となり米国のインフレ傾向が収まりつつあると市場は解釈して長期金利が下げてドル・円相場が137円台から134円台へと急落した。
今日は135円台へ戻しているが、中々乱暴な動きを見せている。
13日~14日の予定で開催されている公開市場委員会(FOMC.)でこのCPI.の数字を受けてどの様な議論が為されるか非常に興味深いが、まあ利上げは市場予想通りの0.5%に留まるであろう。
委員会後に予定されているパウエルFRB.議長の記者会見で今後のFRB.の金融政策についてどの様な言及が有るかも注目される。
米国の物価は着実に落ち着きつつあるが、それでも年率7.1%で上昇しておりFRB.が目標とする2%には程遠い。
FRB.が少なくともあと3回は利上げを続けるが、それによる更なる日米金利差拡大を見越してドルを買うか?
それとも来年の利上げ停止、そして利下げを見越してドルの買い持ちを解消してドル下げに備えるか?
シカゴ・IMM.や我が国個人投資家のポジションを見ると、直近のドルの高値の152円から135円までの下げを見ても、依然としてドルの買い持ちポジションを保持している。
大した胆力だと感心する。
胆力か、それとも金力か?
今晩のゴールデン・アワー・セミナーでも大きな議論になりそうだな?
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