とんだブラック・フライデー。
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昨日の金曜日はブラック・フライデーと呼ばれ、アメリカの小売店などで大規模な安売りが実施される。
前日の感謝祭(11月の第4木曜日)のプレゼント売れ残り一掃セールの日にもなっており、買い物客が殺到して小売店が繁盛する事でも知られており、店が大きく黒字を出すのでブラック・フライデーと呼ばれだした。
黒字のブラックである。
ところが金融界にはブラック・マンデーと言う言葉も有る。
これは1987年10月19日(月)に起こったニューヨーク株式市場の大暴落の事を言い、”暗黒の月曜日”とも言われている。
同じブラックでも大違いだ。
そのブラック・フライデーの昨日、世界中の金融市場が大荒れとなった。
きっかけとなったのは南アフリカで新型コロナ・ウィルスに変異型が見付かったと言うニュースであった。
日経平均株価は一時900円以上値下がりした後747円安で引け、その後の欧州株式市場、ニューヨーク株式市場でも株価は大きく下げ、リスク・オフ(投資家が既存の債権を売り、新たな投資を控える。)となって安全資産と目される円とスイス・フランが大きく買われた。
ドル・円相場は高値115.36から徐々に値を下げ、何と2円以上も下げる安値113.06を付けた後113.29で週を終えた。
アメリカで早期利上げ機運が高まって多くのプレーヤーがドルを買い持ちにしていたので、損切りのドル売りが出たことも下げを加速した事であろう。
ビット・コインも前日終値680万円から618万円へと9%以上も下げ、違ったブラック・フライデー(暗黒の金曜日)になってしまった。
海外の友人と話したら、”There are lots of tears and blood in the market.”=(市場は涙と血で溢れている。”と表現していた。
相場は怖い!
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