元F1.レーサー。
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現在、日経新聞の”私の履歴書”に元F1.レーサーの中嶋悟さんの連載が載っている。
昔からの車好きとして、大変興味深い連載だ。
何日か前の記事に”最近は住宅街に車速を落とさせるためのバンプを設けるところが増えた。あのかまぼこ状の段差も超え方一つでショックは全然違う。バンプに触れた時にまだブレーキを踏んでいるとガツンと衝撃が伝わってくる。それまでに十分に減速し、バンプの前でブレーキを離すと車は自然に浮くからスムーズに超えていける。それはレーシングカーで縁石を走る時も同じ。すべて荷重の問題なのだ。”と言う件が有った。
皆さん、大分前に、曲がるブレーキングと止まるブレーキングの2種類が有ると書いたことを覚えています?
曲がるブレーキングとはカーブの少し手前でブレーキングすると車が前加重になってステアリングの切れが良くなり、スムーズにコーナリングが出来るのである。
中嶋さんの仰っていることはこれと基本的に同じ考えである。
ブレーキを踏んだままバンプに乗ると車は前加重になっているのでステアリングにもろにガツンと来るが、バンプの手前でブレーキを離すと瞬間車が後ろ荷重になってステアリングへのショックは軽微である。
今度バンプを超える時、一度お試し下さい。
驚く程ショックが少ないのに驚かれますよ。
ああ、車の話は面白いなあ。
ところで、コロナの影響による半導体とハーネス不足で自動車の製造が滞っており、筆者が買おうとした車の新車発表もその煽りを食って遅れていたのだが、いよいよ今月末には発表予定らしい。
購入しても車のデリバリーが何時になるかは知らないが、待ち遠しいばかりだ。
この車の安全装置は凄まじくてレーダーを使って出会いがしらの事故を防止したり、高速道路では基本的にはステアリングとブレーキやアクセルの操作は不要である。
レーン・チェンジも方向指示器を出すだけで車が勝手にやってくれ、もし後ろから車が迫っていたら自動的に元のレーンに戻ってくれる。
大変楽しみである。
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