米国長期金利続落。
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米国10年債利回りが8日連続して下落し、昨日のニューヨーク市場の終値は1.294%とついに1.3%を割って引けた。
前回のFOMC.で早期利上げ期待が高まり、2年物債券利回りは上昇したが長い10年や30年物の利回りが下がっているのだ。
その理由についてはよく分からないが、考えられる背景として、
-投機筋が先物でポジションをショートにしており、その買い戻し(債券買い=金利下げ。)が起きている。
-市場がアメリカのインフレの顕在化を信じておらず、先行きの金利上昇に懐疑的である。-世界の機関投資家が最も安全な資産である米国債券10年物利回りの1.5%を魅力的に感じてネットでの買い越しが進んでいる。(債券買い=金利下げ。)
が挙げられようか?
その結果ドル円相場は先週付けた111.65を高値として下落に転じて昨日のニューヨーク市場で安値109.54を示現した。
面白い事にドルは対円では下げているがその他主要通貨に対しては上昇しており、ドル高&円高の様を呈している。
当然クロスではダブルで円高が進み、この1週間でユーロ・円は132.16から130.01へ、ポンド・円は153.48から151.35へ、豪ドル・円は74.70から73.40へと値を下げた。
ドル・円の下げが長期金利の下落によるものであれば、此処からの下げは限られたものになるのではないか?
今晩のニューヨークの債券市場の動きを見ながら、来週は再びドル買いに挑戦してみよう。
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