アメリカ雇用統計。
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今晩は注目の6月のアメリカ雇用統計の発表が有る。
これは毎月第一金曜日に前月のアメリカの失業率、時間当たり賃金の増加状況、そして市場が最も注目する非農業部門雇用者数の増減発表で、筆者は普段は余り注意を払わないのだが、今月は先月のFOMC.で利上げタイミングの前倒しが議論されたと言う事で注目している。
アメリカの中央銀行であるFRB.は物価動向と雇用状況を金融政策の柱としており、一言で言うと今回、雇用状況が好転していればFOMC.で議論された様に利上げのタイミングが早くなると理解されて株は下げてドルは上がるであろう。
逆に雇用状況が市場予想よりも悪いと早期利上げ期待が後退して株値は続伸し、ドルは下がるのではないかと思っているのだが、どうであろうか?
ドル・円は月末要因のドル買いですんなり111円の大台を超えて1年3ヶ月ぶりのドル高&円安水準に在るが、長期金利の10年債利回りが1.6%を超える様な状態にならない限りこのまま112円~113円とドル高が進むとは思わない。
かと言ってアメリカで利上げが議論されている状況で大きくドル安&円高に成るとも思えない。
水準が切り上がった110円~112円のレンジ相場と思っているのだが、如何であろうか?
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