寂しい限り。
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ホンダが2040年までに全世界で発売する新車の全てを電気自動車(EV.)にすると表明した。
世界中で脱カーボンの動きが進む中での決定だろうが、寂しい限りだ。
自動車と言えば先ずエンジン有りきで、エンジンと言えば内燃機関だ。
ホンダは4輪メーカーとしては後発であったが、低公害エンジンのCVCC.や筆者も10年以上所有してたNSX.に搭載されていたエンジンに付いていたVTEC.などの、まるで精密機械の様な仕組みを考えて低燃費、高出力を叩き出して世界で一流の自動車メーカーに成長した。
電気自動車はモーターで走る。
モーターは小学生の頃に自分で作った事のある人も多かろうが、電線をぐるぐる巻いて其処に電気を通せば回る代物である。
余り大きな技術は必要としない。
内燃機の付いた自動車はアクセルを踏み込んだり戻したりしてエンジン内へのガソリンンの供給量をコントロールしてエンジン出力を制御して走るが、電気自動車は同じ動作でモーターのオン、オフで走る。
モーターだから踏めば直ぐに出力100%になるので恐ろしく加速は良いが、それだけの事。
内燃機独特のブォーンと言う爆発音も無く、モーターがヒューンと唸るだけである。
詰まらないったらありゃあしない。
これも、時代の流れか?
筆者は2040年には必ず死んでいるだろうから、まあいいや。
書こうか、書くまいかと迷ったのだが矢張り書くことにしよう。
2年前、東京池袋で高齢者が運転する車が暴走して母子2人が亡くなり、通行人9人が重軽傷を負った痛ましい事故が有り、その公判が昨日有って公判の被告人質問で被告人が”アクセルは踏んでいない。アクセルを踏んでいないのに車が加速し、変だと思って見るとアクセルが床の下まで下がっていた。”とかなんとか言ったらしい。
嘘を付け!
アクセルを見る様な時間的余裕が有る筈が無い。
ぶつかる前に約時速80キロを出していたと言われているが、これは秒速約22メートルである。
言い換えれば、”おかしいな。アクセルが戻らない。どうなってんだ?”と考えてアクセルを見るのに数秒掛かる筈だからその間に100メートルは暴走しているだろうに。
どう考えてもアクセルとブレーキを踏み間違えたとしか思えないのだが、頑としてそれを認めない。
(恐らく弁護士からそう言う様に言い聞かせられているのだろう。)
家族を無くされた遺族の方がこの老人の答弁を聞いて”今迄で一番がっかりした。軽々とお悔やみを申し上げますなどと言わないで欲しい。”と憤っておられたが、心中をお察しする。
このままではまるで車が欠陥車だったと言っている様なものだ。
何れ自動車メーカーがこの老人がぐーのねも反論出来ない様な証拠を出してきて、アクセルとブレーキを踏み間違えたであろうことを立証するであろう。
もっと言いたいのだが、止めておこう。
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