円安からの転換は三日天下。
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先週の水曜日に主要通貨の対円の週足のチャートをお見せして”永らく続いた円安トレンドに変化の兆しか?”と述べたが、その期待は敢え無く三日天下となった。
円相場は水曜日のブログを書いている頃が正に円安から円高に転換したその頂点で、その後円はじりじりと値を下げてドル・円相場に至っては昨年5月以来のドル高&円安水準で週を終えた。
実はドルは他の主要通貨に対しても値を上げており、円安と言うよりはドル高と言った方が分かり易いかも知れない。
長期金利上昇は一服しているのだが、ニューヨーク株式市場での株価上昇は止まらずダウとS&P.は金曜日に史上最高値を更新した。
株価が上昇してリスク・オン(投資家が積極的にリスクを取る。)になっているのに安全通貨であるドルも買われた。
水曜日に一挙にドル高&主要通貨安が進んでクロス・ベースで円高のピークを見たが、その後ドル・円が安値108.46の安値を付けた後円が売られ始めてその他通貨の買い戻しと相まってクロス・ベースで円安が進んだのである。
結局先々週の週足の陰線は”だまし。”の様な形となっており、これからの相場展開を読むのが難しくなった。
売るにしても買うにしてもちょっと待って様子見をした方が良いのかな?
月曜日にペンタゴン・チャートの先生であるエルビス・川口さんと対談するのでその時にチャートの観点からの戦略を聞いてみよう。
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