大丈夫か、日本の自動車産業?
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中国が国産自動車最高峰の紅旗(ホンチー)H9.と言う自動車を日本で売り出す計画が有るらしい。
自分では金を払ってまでして中国製の車を買う気は毛頭無いが、ついこの前まで海外の主要自動車メーカーが中国で車を製造するには中国の会社との合弁を義務付けられていて、諸々の技術ノウハウをくすねていた筈だからそこそこの性能を有しているのであろう。
この紅旗(ホンチー)H9.はEV.=(電気自動車)ではなく、内燃機関を使った普通の車らしいが近い将来中国製の車は世界の自動車産業地図を書き換える可能性があるかも知れない。
2030年までには化石燃料を使う車の発売が制限される中、EV.=(電気自動車)の生産に力を注ぐ中国の台頭は目に見えている。
自動車発達の歴史はエンジン(内燃機関)の大出力化と効率化に集約される。
エンジン(内燃機関)の大出力化に沿ってそれに見合う安全装置(ブレーキ、サスペンション、エアバッグetc.)が発達してきた。
今はスバルのアイサイトに代表される自動運転装置も付いて、車の運転が本当に楽になった。
エンジン(内燃機関)のこれ以上の発展は限られていると思うのだが、そうなると既存の自動車メーカーの立ち位置は微妙になってくる。
これからはEV.=(電気自動車)が自動車の主力になることは間違い無いが、EV.は基本的にはモーターとバッテリーさえ有れば誰でも作れる。
DOHC.とかターボ・チャージャーとか七面倒臭い事は無く、モーターはスイッチのオン・オフだけで出力が100%か0%の制御が出来る訳で簡単だ。
中国だけの話ではない。
アップルが自動車製造に乗り出すらしい。
これは凄いですよ。
i Phone. が世の中に出たのは2007年で、2008年から日本でも発売となった。
この頃日本ではガラ携が主力で誰が現在のスマホの隆盛を読むことが出来ただろう?
今は電車の中で回りを見回すと95%の人が黙々とスマホを眺めるかゲームに興じている。
i Phone.によって通話を主目的としていた携帯電話が歩くコンピューターになり、音楽が聴け、ナビが使え、予定表の管理も出来る様になった。
駅でi Phone.を翳せば改札も通れるぞ。
この様な技術革新の力を持ったアップルが自動車産業に参入すればあっと言う間に、凄い車を作るのではなかろうか?
必要なのは効率の良いモーターとバッテリーだけだ。
あとのボディー、安全装置などは既存の自動車メーカーとタイアップして譲り受ければ良い。
200万円くらいで凄いEV.が出来るのではなかろうか?
EV.やハイブリッド車が嫌いな筆者はせいぜい今のうちにバーバー音がして煩い内燃機関付きの車をエンジョイすることにしよう。
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