No risk, no return.
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昨日ポンぺオ米国務長官がヒューストンに在る中国領事館に72時間以内の退去を命じた。
理由は中国がアメリカの知的財産権を侵害しているからだとの事だが、何故にヒューストン?
これを受けてその在ヒューストンの中国領事館では庭先で文書の焼却を始めた為に周りに炎と煙が立ち込めてヒューストン市の消防が出動する騒ぎになったらしい。
まるでスパイ映画を見ているようだが、中国は未だ手段は公表していないが”報復措置を取る。”と宣言した。
こう言った外交上の問題は良く言えば互恵主義、悪く言えば目には目をが原則であり、必ず中国も似た様な報復措置を取る。
米中は昨年の貿易問題から先月の香港の自治問題、そして最近は東・南シナ海での覇権争いと軋轢が増しつつあるが、一触即発とまでは言わないが米中関係は益々緊張が高まるであろう。
不思議なのはこの米中関係悪化の恐れや、多くの州で新たなコロナ感染者数が増えているにも拘わらず相変わらずニューヨーク株式市場は活況を呈していることである。
金融緩和によってじゃぶじゃぶになった金が株式に回る。
株価が上がる。
上がるから買う。
買うから更に上がる。
上がるから更に買う。
と言うスパイラルになっている気がするが、株には素人の筆者にはこの米中問題やコロナ騒動をものともしない米株の騰勢は理解出来ない。
理解出来ないが、株価は上がっている。。
理解出来ない物に手を出す気は無いので、指をくわえて見ているだけにしておこう。
No risk, no return.=(リスクを取らなければ、実入りは無い。)で結構。
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