株高の怪。
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昨晩、注目の4月の米国雇用統計が発表された。
毎週発表される新規失業保険申請件数(職を失った人が失業保険を申請する数)が数百万件と酷い状況だったので”相当悪い数字”であろうことは予想されていたのだが、案の定失業率は前月の4.4%から戦後最悪の14.7%となり、非農業部門雇用者数は前月の-87万人から何と-2,050万人となり、ざっと言うとアメリカの就業者の5~6人に1人が職を失ったことになる。
ところがである。
雇用統計発表の後株価はじり高となり、ダウ30種平均株価は455ドル高の24,381ドルで引け、ナスダック、S&P.500も軒並み値を上げて引けた。
ここ数週間、見聞きするアメリカの経済指標は全て惨憺たるものばかりでこの雇用統計が止めを刺した感が有るが、株価は堅調である。
良く分からない..
評論家は、
-雇用統計に関してはもっと悪い数字が出ると思っていた。
-コロナ感染拡大の責任を巡る米中関係悪化が懸念されるなか、中国の劉鶴副首相とライトハイザー米通商代表、ムニューシン米財務長官が電話会談で、米中貿易協議の第1段階合意の実施に向けて、良好な環境を構築することで合意したと報じられたことも安心感につながった。
と説明するが、やはり中央銀行の”前代未聞”の金融緩和&資金供給で市場にお金がじゃぶじゃぶになっていて、それが株式市場に流れ込んでいるのではないのかなあ?
株は素人だからよく分からない..
とは言え、永年携わっている為替に関してもやはりよく分からない。
3月にあれだけ大騒ぎをして101円から111円までドタバタしたのに、最近は106円と107円の間を行ったり来たりで、大きな動意は無い。
昨日の雇用統計発表後も106.70近辺まで上げてそのまま引けた。
うーん、もう少しメリハリのある相場展開を見たいものだ。
先日咲いたバラがどんどん大きくなっている。
向こうに二つ蕾が有るから来週には咲くな。
世の中の騒がしい動きを物ともせず、花は可憐でいい。
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