ゴールデン・ウィーク。
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ゴールデン・ウィーク=(黄金週間)とはよく言ったものだ。
今は”昭和の日”と呼ばれるようになったかつての”天皇誕生日”である4月29日から始まって、5月3日の”憲法記念日”、5月4日の”みどりの日”、そして5月5日の”子供の日”までの1週間に4日の祝日が有るので、年によっては土・日曜日との組み合わせ次第では10日近くの連休となるので正にゴールデン・ウィーク=(黄金週間)である。
今年は先週の30日、31日が木曜日、金曜日で10連休とはならなかったが、昨年は4月27日の土曜日から5月6日の月曜日(5日の”子供の日”が日曜日だったので振替休日となった。)まで10連休となった。
我が国の祝日は年間16日あり、イタリアとカナダの12日、フランスの11日、英国とドイツの9日、そして州ごとに祝日が異なるアメリカの11日と比べて、先進国の間では断トツで祝日の数が多い。
昔現役の頃、”ゴールデン・ウィークって何だ?また休日か?お前ら何時働くんだ?”とアメリカ人から揶揄されたものだ。
答えは簡単。
“我々日本人は効率よく働くから休みを沢山取るんだ。お前らみたいにダラダラ仕事しないんだよ。”とは言ったものの、どうやら実態はかなり違う。
確かに休日は多いが、日本人の有給休暇の消化率は50%程度に留まるらしい。
言い換えれば、皆が休む祝日は当然皆で一斉に休むが正当な権利である有給休暇はどういう訳か半分しか使わない。
皆で一斉に休むから、ゴールデン・ウィークは当然何処に行っても激混みとなる訳だ。
昔聞いた話では日本の会社では周りや上司を気にして中々”何時から何時迄休暇を取ります。”とは言い難かったらしい。
筆者が殆どの時間を過ごした外資系の会社は違う。
年間20日間の有給休暇が有って、年末までに”キッチリ”20日の休暇を使い切って1日も翌年に繰り越したことは無かった。
4月くらいに休暇表を回して何時から何時まで取りたいと各々書いていく。
10日連続で取る事が必須であった。
筆者が一番偉かったから(?)休暇表が一番最初に来るのだが大体7月に連続10日取ってシンガポールに出掛け、残りの10日はパラパラとさぼりゴルフに使った。
連続10日?、とびっくりされる方もおられようが、実はこれは雇用者の陰険な意図が含まれており、”10日間休暇で居ない間に調べれば、従業員が何か不正をしているかどうかが分かる。”と言う性悪説に基づいたものである。
だから皆大っぴらに10日連続して休暇を取るのである。
日本の会社の皆さん、御免なさい。
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